公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

五感で体感する日本文学展が開催、梶井基次郎の『檸檬』など約40点を展示

タグ
記事・ブログ・投稿
報道発表
プレスリリースより

五感で感じる文学の魅力を発見

兵庫教育大学附属図書館 教材文化資料館では、2026年4月1日から8月31日まで『ぞわる文学~五感がいざなう魅惑の世界』展を開催している。本展では、日本近代文学を中心に、梶井基次郎の『檸檬』や宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』など、五感を刺激する作品を紹介する。約40点の展示資料を通じて、香りを嗅いだり音楽を聴いたりと「読む」だけではない、体で感じる文学体験が楽しめる。

嗅覚を刺激するレモンの世界へ

展示の入り口では、積み重なった画集の上に置かれたレモンが出迎える。梶井基次郎の『檸檬』と高村光太郎の『レモン哀歌』をとりあげ、嗅覚に着目した展示が展開される。詩や小説の一節を読みながら、その場で実際にレモンの香りを嗅いでご自身の鼻で確かめることができる。すっぱいレモンの香りが、文学の世界へぐっと引き込んでくれる体験となるだろう。

江戸川乱歩の世界観を座って体験

展示室の中央には、江戸川乱歩の『人間椅子』の一節とともに、立派なアンティークチェアが置かれている。自由に座ることができるこの椅子は、『人間椅子』の内容に触れてから座ると、単なる椅子ではなく物語の一部へと変わる。文豪が紡ぎ出す妖しくも魅惑的な世界の登場人物になれる機会を提供している。

朗読や映画化で広がる文学の楽しみ方

文学作品の楽しみ方は「読む」だけにとどまらない。本展では、夏目漱石の『夢十夜-第一夜』と有島武郎の『一房の葡萄』の一節を、異なる朗読者で聴き比べることができる。女性か男性か、幼いか渋いかといった朗読者の声の違いは、同じ文章であっても物語の印象を大きく変える。本の表紙デザインを「観て」楽しむコーナーや、学校で学んだ文学作品を振り返るコーナー、映画化作品のコーナーまで、文学作品の楽しみ方があらゆる角度から紹介されている。

展示会の基本情報

会期は2026年4月1日(水)から2026年8月31日(月)までで、開館時間は平日8時45分から20時、土日祝は10時から17時である。会場は兵庫教育大学附属図書館内 教材文化資料館展示室(〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1)で、観覧料は無料。詳細は兵庫教育大学の公式サイトを確認されたい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000143596.html