茨城県メロン産地、最高峰を選ぶ品評会「KING&QUEENコンテスト」5月22日開催


全国1位の茨城県がメロンのブランド化に本腰
全国一のメロン生産量を誇る茨城県が、県オリジナル品種「イバラキング」と「赤肉メロン」の最高峰を選ぶ「いばらきメロン品評会 KING & QUEEN コンテスト 2026」を開催する。食べチョクを運営する株式会社ビビッドガーデンが茨城県から受託し、最終審査・表彰式は2026年5月22日(金)に水戸プラザホテルで実施される。全国有数の生産量を持ちながら、単価の低さと差別化の遅れが課題だった茨城県メロンの価値向上を目指す取り組みである。
メロン単価向上が急務、生産農業所得を倍増させる目標
茨城県は東京都中央卸売市場での平均単価が全国平均を下回り、農業産出額も減少傾向にあるという課題を抱えていた。多品目・大量生産型の産地構造のなかで差別化が進まず、ブランド力の弱さが長年の課題だったのである。こうした状況を打開するため、県は「儲かる農業」の実現に向け、生産農業所得を2023年の415万円から2028年までに800万円へ倍増させる目標を掲げている。トップレベルのメロンを選抜・ブランド化することで、産地全体の価値を引き上げていく戦略である。
一次審査は5月19日・20日、最終審査は22日に実施
本コンテストでは、対象品種を県オリジナル品種「イバラキング」と県内産「赤肉メロン」の2部門とし、複数の段階を経て審査を進める。一次審査は2026年5月19日(火)・20日(水)に糖度・硬度・外観品質を評価し、最終審査は5月22日(金)に複数の審査員による外観・食味評価を実施する。受賞生産者には「ゴールドマイスター賞(1位)」「シルバーマイスター賞(2位)」「ブロンズマイスター賞(3位)」「特別賞(4位・5位)」の称号を付与する。これらの称号は高級果実専門店や百貨店ECといった高付加価値販路でのブランド形成に活用される。
IoT活用で産地全体の技術底上げを実現
本施策は単なるメロンの表彰にとどまらない。受賞生産者の圃場に環境測定器を設置し、温度・湿度・土壌データをIoTで収集してクラウド経由で県内の生産者と共有する計画である。トップ生産者の暗黙知を見える化し、先進的な栽培管理技術を横展開させることで、産地全体の生産技術の底上げを図る。あわせて、受賞生産者の知見を学び合う研修会を設けることで、持続可能な産地づくりのスキームを構築していく。
受賞メロンは首都圏の百貨店で広くPR・販売
今後、茨城県産メロンの認知度およびブランド価値のさらなる向上を図るため、受賞メロンについては首都圏の百貨店等において広くPRおよび販売を実施する予定である。メディアの取材申し込みも受け付けており、最終審査・表彰式では受賞メロンの撮影や受賞生産者への個別取材も可能となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000470.000025043.html