80秒間の映画、作ってみよう!「やお80″映画祭2022」
80秒でできることは……? ぼーっとしていたらすぐ過ぎ去る80秒間ですが、映画を楽しむことができたらどんなに素敵でしょう! やお80″(ハチゼロ)映画祭2022実行委員会では、80秒の映画作品を募集しています。締切は2022年10月31日。八尾映画部門とフリー映画部門のグランプリ受賞者にはそれぞれ賞金8万円が、学生部門のグランプリには副賞が贈られます。
たかが80秒、されど80秒。
あなたは、80秒の映画を見たことがありますか? 今までにない、80秒の映画作品限定の本賞は、「史上最短」と銘打たれています。とはいっても、80秒は、しっかりとした起承転結まで描ききれる絶妙な長さです。シンプルな構成のなかに、メッセージ性やエンタメ性をぎゅっと詰め込めるかがカギ。過去の受賞をきっかけに、映画監督の道に進んだ人もいます。80秒の作品から、夢を掴んでみませんか?
ちなみに、80秒である理由は、大阪府八尾(やお)市の名前にちなんでいるから。まだ知られていない八尾市の魅力を映画で発信したい、と生まれた映画祭なのです。八尾市でロケを行うか、八尾の特産物を内容に盛り込んだ作品は「八尾映画部門」、オールジャンル作品は「フリー映画部門」に応募しましょう。学生には「学生部門」が用意されています。
心あたたまるドラマからアクションまで多彩な作品
ここからは、前回の受賞作品を見ていきましょう。こちらは、前回の地域魅力映画部門・グランプリ・特別賞受賞作品「くすのき」です。
寝屋川市の萱島駅にある、駅舎の屋根を突き抜けた大きなくすのき。樹齢700年を迎えた御神木と、この土地に住む人間たちとの、深くてあたたかいつながりを描いた作品です。
こちらは、フリー映画部門・グランプリ受賞作品「CURE」です。
未知のウイルスが蔓延した近未来。機械に体を蝕まれてしまった感染者があふれかえる世界を救うため、ある一人の医者が立ち上がります。本格的な殺陣アクションに、思わず心が躍る作品です。
担当者によると、「表現・撮影方法は問いませんので、自由に映画を作ってください」とのこと。限られた秒数のなか、どれだけドラマ性、ストーリー性をもった作品を作れるかがポイントになりそうです。ジャスト80秒で、観客の胸に刺さる作品を作り上げましょう!
岩井パン
公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。
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