若い力で、セカイを変えろ!「第12回大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション」
大阪成蹊学園では、中学生と高校生を対象にさまざまなジャンルの芸術作品を募集します。募集テーマは、「ワタシノセカイ」。あなたの世界観を自由に表現しましょう。応募期間は2022年9月1日〜10月6日。文部科学大臣賞受賞者(高校生の部)には、賞金20万円が贈られます。
自分の視点に自信を持つ。
大阪成蹊大学美術学部と大阪成蹊女子高等学校美術科が、未来の人材を発見するために開催するコンペです。
高校生は、グラフィックデザイン、イラスト、マンガ、写真、インテリア、ファッション、工芸、絵画、映像など、アートとデザインを広くカバーしたジャンルでの募集。中学生は、イラスト、絵画、ポスターなどの平面作品を募集します。
同大学の美術学部には、これらのジャンルと重なる8つの多彩なコースがあり、将来、美術やデザインの分野で活躍する若い人を育てています。このコンペでも作品の技術や完成度より、自分らしさや新しさ、可能性が評価されるでしょう。
テーマは「ワタシノセカイ」。「『ワタシノセカイ』を、自分のまわりの世界、自分の好きな世界観、マイワールド、これからの未来や社会を自分が感じる、考える世界観として自由に表現してください。」と説明されています。
このテーマを、あなたがどう捉えるかが、作品制作のスタート地点となりそうです。WEBには「出品を考える皆様へ」として、発想の方法について書かれていますので、ぜひ目を通してください。
自分以外には表現できない、と断言できるような作品を。
テーマを考えながら、前回受賞作品を見ていきましょう。こちらは、高校生の部で大阪成蹊芸術大賞を受賞した、9枚組のモノクロ写真です。
親戚が一堂に会し、飾らない笑顔を見せています。部屋の中のあたたかな雰囲気がありありと感じられ、思わず家族と会いたくなる作品ですね。
こちらは、中学生の部で大阪成蹊芸術大賞に選ばれた作品です。
画面を埋め尽くしている数え切れないほどの瞳や、不思議な魅力を身にまとうセーラー服の少女、写真から飛び出てきそうなバラの花など、独自の世界観が表現されています。
冒頭に紹介した作品は、高校生の部で毎日新聞社賞を受賞しました。複数の素材を使いながら人間の顔を表現しており、発想力の豊かさが感じられます。
どんなジャンルを選んだとしても、大切なのは、自分にしか表せない「ワタシノセカイ」を突き詰めること。ジャンルの既成イメージにしばられず、エイヤッとチャレンジしましょう!
岩井パン
公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。
出典:https://univ.osaka-seikei.jp/lp/art-design-competition/
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