集え!モデラーの諸君!「第2回 航空機プラモデルコンテスト」
全国の航空機部品を5割以上生産するなど航空宇宙産業の中心地となっている中部地域。なかでも愛知県営名古屋空港周辺では、国産ジェット旅客機MRJの開発・生産拠点としても注目が集まっています。
そんな航空機産業が盛んな愛知県営名古屋空港内にある、あいち航空ミュージアムでは「第2回 航空機プラモデルコンテスト」を開催予定。5月16日から始まる本コンテストでは、「私の愛する航空機」をテーマに、フルスクラッチ作品を除いた飛行機のプラモデル作品を募集します。締切は2022年6月19日です。
ベテランからルーキーまで
経験と技術がモノを言うプラモデルの世界。「応募してみたいけど、まだまだ始めたばかり……」「小学生でも応募できるかな?」。いくら航空機愛があっても応募には勇気が必要だと感じているモデラーの人も多いのでは?
でも、安心してください。本コンテストでは“始めて2年以内”、“2~5年未満”など、モデラー歴にあった部門で応募することが可能です。さらに、中学生以下が応募できるジュニアモデラー部門、高校生以上が対象のシニアモデラー部門の2つに分かれているので、若いモデラーも挑戦しやすいコンテストになっています。
また、実在した機体だけではなく、物語などに登場する架空の機体での応募もOK。新規に材料から模型全体を作りあげるフルスクラッチ作品は対象外となりますので、注意してくださいね。
愛があってこそできる塗装に注目
会場へ実機を持ち込む必要があるコンテストであるにも関わらず、第1回では、名古屋市周辺だけでなく国内各地にいるモデラーから多くの作品が集まりました。
こちらはジュニアマスター部門でグランプリを受賞した作品です。「あー! みたことある!」と思った方も多いはず。そう、スタジオジブリのアニメ『風の谷のナウシカ』に登場するあのガンシップのプラモデルなんです。この風の谷を守り続ける象徴を作成したのは、なんと8歳の女の子。スクリーンから飛び出してきたかのような生き生きとした作品は「『ナウシカ』が好きな気持ちが伝わってくる。塗装の技術がすばらしい」と評されました。
まるで本物の戦闘機のように見えるこちらの作品は、前回の最優秀賞に選ばれた「キ44二式単座戦闘機 鍾馗」。「実物と見間違えるほど、ディテールが細かい」「プラスチックを丁寧に削ったりへこませたりしている。外板に金属を貼っているように見せているのがすごい」「銀色のトーン使いが秀逸。すごく手間がかかっている」と大絶賛。シルバーの塗装は非常に難しいそうで、審査員の多くがその塗装の美しさについて触れていました。
最優秀賞受賞者には、モデラー垂涎の豪華賞品の数々が贈呈されます。年齢、モデラー歴関係なく、みなさんふるって応募してみてくださいね!
あみこ
三度の飯よりゲームが好きな公募情報ライター。ソシャゲのスタミナ消費に追われながら、最近公募に目覚めた娘のチャレンジを応援する日々を送っている。
出典:https://aichi-mof.com/news/2022/04/1-517618-2.html
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