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求む、新しい装い!「日暮里ファッションデザインコンテスト2022」

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アート・絵画・工芸
公募ニュース

日本屈指の繊維街として知られる日暮里。その日暮里がある荒川区で、ファッションデザインコンテストが開催されます。今年の募集テーマは「ファッション・チャレンジ2022―パラダイムシフト×NIPPORI―」。締切は2022年6月27日です。グランプリ(経済産業大臣賞)受賞者には、賞金30万円が贈られます。

ハンドメイド、ソーイング好きの天国!

東京の下町であり、山手線も通る日暮里。多くの生地店が並ぶ都内最大の繊維街です。全国から手芸をたしなむ人が訪れますが、1日では見切れないほど。服飾メーカーで取り扱う生地を購入でき、種類も質も価格も豊富なのがうれしいですね! お店によって扱う種類も異なるので、最初は誰かに連れていってもらうか、入念な下調べをして訪れた方がいいかもしれません。

そんな日暮里で開催される本コンテストは、服飾デザインに関する仕事をしているプロは応募できず、アマチュアのみ応募可能です。前回は全国から5323点(過去最高)のデザイン画の応募がありました。前回のデザイン画は主催者のWEBから見ることができるので、ぜひ参考にしましょう!

ファッション・デザイナーやディレクターによる一次審査を通過すると、応募者自身でデザイン画をもとに服を制作することになります。作品はマネキンが着用し、一般公開されます。この展示会にも毎年多くの洋裁ファンが訪れるそうです。今年は11月3日~8日を開催を予定。生地の選び方、使い方、縫い方など、テクニックを学ぶ場にもなりますね。

 

次世代の服とは

今回の募集テーマである「ファッション・チャレンジ2022―パラダイムシフト×NIPPORI―」は、ファッションに対する価値観を一新する試みです。

新型コロナウイルス感染症の流行を経て、私たちの生活は大きく変化しました。たとえば、毎日出社していたオフィスワーカーの人が在宅勤務になったり……。私自身も家で仕事をする時間が増えてきました。そうなると、よりリラックスできるような着心地の服を着たくなります。また、衛生管理のために洗濯のしやすさにも注目するようになりました。

そんな時代に求められる新しいファッションを提案するのが今回のコンテストです。主催者が挙げる提案の例としては、以下のようなものがあります。

・新型コロナウイルス感染症からの防護機能を備えたデザイン

・自宅での活動時間が増えたことを踏まえ、デザイン性と着心地の良さを兼ね備えたスタイル

・地球環境への配慮を意識したデザイン

・新しい生活様式に適したデザイン

・スマートウェアやデジタル化をイメージしたデザイン

(出典:日暮里ファッションデザインコンテスト2022デザイン画募集「想定される提案内容(例)」https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a020/fashion_challenge2022.html

 

機能性、そして市場性を兼ね備えた、新たな「街着」とはどんなものでしょうか? 服飾業界での活躍を目指す学生や、ハンドメイドの達人、デザインを考えるのが好きな人も。さあ、日暮里から新しいファッションを発信しましょう!

 

日暮里ファッションデザインコンテスト2022

●賞:グランプリ(経済産業大臣賞)=30万円・副賞

●締切:2022年6月27日(月)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a020/fashion_challenge2022.html

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