ショートショートに挑戦!「ちくま800字文学賞」
ちくま未来新聞とWeb Novel Laboがコラボして初開催する、短編小説コンテストがこちら。600字〜800字の小説を募集しています。テーマやジャンルは不問です。締切は2022年3月31日。大賞はちくま未来新聞に掲載されるほか、千曲市の特産品が贈られる予定です。1人5編まで応募可能なので、アイデアをどんどん形にしましょう!
幅広い世代から注目される「ショートショート」
短編小説のなかでも人気の高い、「ショートショート」という形式をご存じでしょうか? 掌編小説とも言われ、数百字程度の短い物語を指します。短いからこそインパクトがあったり、読後に想像がふくらんだりする作品が多く、作家の星新一氏は「ショートショートの神様」と呼ばれるほど数々の名作を残しています。
執筆に取り組みやすく、気軽に読みやすいショートショートは、SNS時代の現在、特に注目が集まっています。小中学生の「朝読書」「隙間読書」の時間では児童向けショートショートが人気だそうで、たとえば学研の「5分後に意外な結末」「5秒後に意外な結末」シリーズは、大ヒット発売中です。
今回の公募は、そんなショートショートの発展を目的としているそうです。「小説を書くことに興味はあるけれど、書ききる自信がない」「エッセイは書いたことがあるけれど、小説も書いてみようかな」という人に、短いショートショートはおすすめ。この機会に、ぜひ挑戦してはいかがでしょうか?
公募をきっかけに羽ばたこう
今回、審査委員長を務める塚田浩司氏は、前述の「5分後に意外な結末」シリーズにも多くの作品を執筆しているそうです。まさにショートショートのプロフェッショナルですね! 第15回坊ちゃん文学賞を受賞し、公募ガイドの誌面にも登場しました。作家業と日本料理屋の当主を兼ね、多方面で活躍されています。塚田氏に続く、ユニークな才能がぞくぞくと集まりそうな公募です。
今回は長野県千曲市の市民広報紙「ちくま未来新聞」とのコラボ企画。全国から応募可能です。あなたの作品が、活字になって新聞に掲載されるかもしれません。
短いストーリーでいかに読者の心を掴むか。アイデアと緻密な構成で、一等星のようにキラリと輝く小説を生みだしましょう!
芦田みどり
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://creative-story.net/chikuma800/
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