街に不思議なアートを!「第3回『トロンプイユ・YANAGASE』コンテスト」
岐阜駅から北へ約1kmの位置にある高島屋南地区。その再開発を進める高島屋南市街地再開発組合では、トロンプイユ(錯視を使った「だまし絵」)作品を募集しています! 締切は2022年3月22日。最優秀作品には賞金10万円が贈られるほか、入賞作品は工事の仮囲いに展示される予定です。
トロンプイユとは?
「トロンプイユ(Trompe-l’œil)」を知っていますか? 目の錯覚を利用して、一部が外に飛び出して見えたり、立体的に見えるたりする絵画を指すフランス語です。だまし絵やトリックアートとしても親しまれています。
観光地や遊園地にあるトロンプイユをテーマにした施設では、壁面や地面を使って体験できる大きなトロンプイユがあり、人気を集めています。体験したことがある方も多いのではないでしょうか?
高島屋南地区は、岐阜県下でも有名な柳ケ瀬商店街の玄関口。再開発を進め、地上35階地下1階建ての複合施設「柳ケ瀬グラッスル35」を建設する予定です。 このため、長い間工事用の仮囲いをする必要が出てきましたが、その期間中も、街の賑わいをつくり出し、多くの人に楽しんでもらおうと、仮囲いの広い壁面を利用したトロンプイユコンテストを実施しています。
コンテストは好評を博し、今回で3回目。工事期間は今回で終わりますが、次回以降は完成した「柳ケ瀬グラッスル35」内に展示するトロンプイユコンテストを実施する予定だそうです。地域の皆さんも注目のコンテストであることがわかりますね!
思わず二度見するような作品を!
これまでの受賞作品は、壁を破って出てくる鳥やハート、怪獣の絵や、壁に色を塗る人の絵、空飛ぶ絨毯や、向こう側が見える扉など、実にさまざまです。
広い面を使い、街を歩く人が楽しく体験できるような作品を意識しましょう! 小さいお子さんから高齢者の方まで賑わう道なので、たとえば怖すぎるモチーフは控えたほうがいいかもしれません。誰にでもわかりやすく、あっと驚くような作品が期待されます。SNSでシェアされるようなキャッチーな作品も◎ですね!
あなたの絵が、街の人を笑顔にする…そんな貴重な機会にぜひチャレンジしましょう!
芦田みどり
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://www.tmk-gifu.com/category/newtopic/
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