ワッフル・キャロット
今日の出合い「三木 成夫」 「著書の中では、植物器官(消化・生殖)と動物器官(感覚・運動)という観点から、発生学・古生物学・比較生物学・進化について考察している。著書『胎児の世界』では、一例としてホヤの生涯をあげ、以下のように説明している。ホヤは生殖期以前には動物として移動するが、生殖期には摂取した栄養を生殖につぎ込むため植物のように移動をやめ定着して過ごす。これと比較して、脊椎動物では、栄養を動物器官に生涯使い、移動を行い、生殖に注力することはない。これは幼形成熟(ネオテニー)の一例であると述べている。」