村崎キコ

第4回お題ログライン「彼氏の言動に深く傷ついた主人公が、自分の殻を破ってアイドルになり、元彼を見返そうとする話。」

中村航のコメント
「誰のためのセンター」は王道のプロットで、実際にありそうな話なのが良かった。

このコンテストの結果発表

中村航選プロットだけ大賞　第4回　結果発表

2024/07/09

つくログ

村山　健壱
2025/09/04 21:17
「まるせん」の「納涼七七コンテスト」で1句を入選としていただきました。ありがとうございます。川柳は2回続けての落選となり残念です。また「小説でもどうぞ」については、落選記録を更に更新しています。それでも続けようと思います。
コモドモネ
2025/09/04 18:34
半年？うそ、８ヶ月間何も書かなかった！！凄いな。PC新しくしたのでキーボード打ちたくてウズウズしてます。多分
いもの光
2025/09/04 14:42
初めて投稿します。小説でもどうぞにも今回初応募、落選記念に供養しておきます。自分の経験を小説にして楽しんでします。 #第47回どうぞ落選供養いもの光テーマ｛逆転｝アフター部活のいかだレース　いかだレース、私が中学生の頃、サッカーの部活を終えて家に帰るまでの日課だった。いかだと言っても、実は道端で拾った小さい木切れに過ぎない。アイスキャンディーの心棒の使い捨てや木箱の欠片など、誰が見ても汚いものも少なくない。当然、人が乗って漕ぐことなどできる筈もなく、到底いかだとは呼べない代物ばかりだが、いつの間にか、私達の間でそう呼ばれるようになっていた。　レースの舞台は幅三メートルくらいの小さな川だ。雨でも降らない限り水位が二十センチくらいしかないため、あちこちで川底が頭を出している。中学校を出てから我が家に帰るまでの途中、約一キロが勝負となる。　ルールは至って簡単、早くゴールに辿り着いた者勝ちだ。レース中に皆がすることはたった一つ、自分のいかだを少しでも早く進めるため、道端の砂利を拾って、いかだの少し後ろめがけて投げ込むことだ。これで、いかだの推進力が増すというわけだ。そして、競争相手のいかだの行く手を阻む時はその逆だ。相手のいかだの少し前をめがけて砂利を投げ込む。ただそれだけの単純なゲームだが、アフター部活は実に楽しかった。　おまけに予想していなかった珍客、蛙や鮒、蛇、どじょう、時には亀や野良猫まで現れて、いかだの邪魔をすることもあったが、サービス精神旺盛、大いにレースを盛り上げてくれた。レース中は皆で大騒ぎ、コース沿いの住人にはきっと迷惑だったに違いない。総勢約十名、夕暮れ時に勉強そっちのけで楽しんだアフター部活、今から見ればなんとも長閑かな光景だった。　さて、どんなレースでも終盤に盛り上りが来る。私達のいかだレースの場合、ちょうど我が家の裏に差し掛かる辺りだ。当然、その辺りまで来ると、皆の砂利の投げ込みも熾烈さを増して来る。無論、水しぶきのバシャバシャ音も半端ではない。　ある日のこと、私のいかだはダントツのビリに甘んじていた。レース中盤、いかだがトノサマガエルに衝突した弾みで澱みにはまり込み、なかなか脱け出せなかったのが原因だ。そんないかだの無様を眺める蛙の冷ややかな視線！　無力を痛感させられた。　今日は負けと諦めかけていたら、突然どこかから聞き慣れない声が聞こえてきた。気のせいだろうとは思ったが、よく聞くと「先に進め」と言っているようだった。興味本位に一人先に進んでみると、ゴールの少し手前に枯れ枝や落ち葉が積もって、いかだの通り道が狭くなっているではないか。しめた！　ひょっとしたら、ここで皆のいかだが詰まって動けなくなるかもしれない。やんちゃ坊主特有の悪知恵が閃いた。　そして早速、私は奇妙な作戦を始めた。自分のいかだの前に砂利を次々投げ込み、ますます遅らせたのだ。それを見た皆は、あいつ、今日はビリでヤケクソと思ったことだろう。だが、実は違う。私は先を見ていたのだ。しばらくすれば、今の水路が塞き止められて代わりの水路ができる。そう、文字通り「流れが変わる」わけだ。それまでの間、自分のいかだが惨劇に巻き込まれないよう、到着を遅らせればよい。そして、皆のいかだが動けなくなっている間に、新しい流れに乗って悠々ゴールするというわけだ。　果たして、そんなに上手くいくのか？　正直、半信半疑で成り行きを見守っていたら、もう一息で今の水路が塞がるというのに、皆のいかだが近くまで来てしまった。残念！　最早これまでと諦めかけたその時だった。大きな亀が一匹、突然現れ水路を塞いでじっと居座り、皆のいかだが動けなくなったのだ。ぞして、間もなく新しい水路ができ、狙い通り私のいかだがゴールした。運が、いや亀が味方したとはいえ、我ながら見事な逆転勝ちだった。　それから三十年余りが経ち、ある日、暇に任せてテレビをつけたら、冬のオリンピックが放送されていた。競技は新しい種目で、ショートトラックスピードスケートという名前だった。細かいルールは知らなかったが、決勝で驚くような展開が待っていた。最後の一周のラストスパートで先頭を争っていた四人が接触し次々に転倒した。そして、それまでダントツのビリだった選手が悠々とゴールし優勝した。さらに驚いたことに、この選手は準々決勝、準決勝でも同じようなレース展開で勝ち抜いていたらしいのだ。　この時、私は真っ先にあの日のいかだレースを思い出し、すぐさま想像した。この優勝した選手は、皆がゴール前で接触して転倒するのを見越していたのだろうか？　何か特別な策を講じたのだろうか？　想像は尽きないが、所詮、真相は本人しかわからない。　そして、想像も一段落すると急に笑いが込み上げてきた。傍で一緒に見ていた妻が、私が笑っているのに気付いて尋ねた。「どうしたの？　なんだか思い出し笑いしているようだけど？」　その通りだったが、細かな説明をする気にもなれず気持ちのままに答えた。「いやいや驚いたよ。同じような経験、誰にでもあるんだね。」　時を経て突如蘇ったいかだレースの逆転劇。私はこの無邪気な遊びを通して逆転の醍醐味を知り、流れを変えることの意義を身をもって学んだ。　今でも時々思い出しては可笑しくなる。ところで、私はこの経験を活かしているだろうか？　自問自答していたら、久しぶりにあの声が聞こえてきた。「大丈夫、余計な心配は要らない。だから、今、君はこの小説を書いているんだ。君が気付かなくても、いつも役立っているよ。」（了）
増田肉うどん
2025/09/04 12:27
皆さん、お疲れ様です。夏の星々という140字小説コンテストに応募するも落選したものを、ここで供養させて頂きます。テーマは「浜」、浜という漢字を入れるのが条件になっています。「メモリービーチ」ここは記憶の砂浜。抱えきれない記憶を皆が捨てに来る。そんな中、記憶の結晶を持ち帰る女が1人。後日、テレビに彼女の姿が。虚ろな目で文学賞を受賞している。まさか、他人の記憶を小説に！？　その手があったか。俺も持ち帰ろうとしたが、怖いので1粒だけにした。それでも今夜は眠れそうにない。「優しいノイズ」いつもはすぐに帰る浜焼き屋さんのバイト。でも喧嘩中の両親の所には戻りたくない。時間を潰していると、無愛想な店主が「波の音がするぞ」と貝殻を渡してきた。この「ザー」がただのノイズなのは知っている。でも今は波の音だと信じてみてもいいかも。ありがと。小さく呟くと店主の顔が赤くなった。「HAMA vs EDO」俺の友達は浜っ子すぎて体が「浜」。涙は海水、へそからはハマグリが採れる。そんなあいつが「江戸っ子すぎる奴」と出会ってしまった。火事と喧嘩は江戸の華。常に燃えている男と衝突し、どこかへ消えた。風の噂じゃ二人でラーメン屋を開いたらしい。ハマグリ出汁と直火のチャーシューが売りだとか。以上3本でした。
齊藤　想
2025/09/04 09:14
第38回福島正実SF童話賞を投稿する。だいぶ昔に応募した作品と比べて、技術的には向上しているとは思うけど、児童文学からはすっかり離れてしまった。難しいですね。発表は４月です。これで京都短編ミステリに目を向けたいけど、なかなかまとまらず。下限ギリギリの4000字で応募する予定なのですが。第50回小説でもどうぞ「まちがい」を３作まとめて応募する。個人的には第2作のアイデアがお気に入りですが2000文字だと駆け足の部分がある。本当は2500字～3000字がベストのアイデアですかね。落選したら坊っちゃん文学賞用のストックということで。第51回小説でもどうぞ「寄生」の第１作を書く。かなりハチャメチャな作品。さすがにやり過ぎた感があるますが、たまには、こんな作品も。第２作のアイデアは頭の中でまとめ中。