第41弾「モネのSNSアートコンテスト2021」やってみた♪
最近、香山がハマっているのが、オンラインの美術館巡りです。おうちにいながらいろいろな作品を鑑賞することができて、心がリフレッシュされます! 次はどんな作品をみようかな…と調べていたら、クロード・モネの要素を取り入れた作品を募集している公募を見つけました。作品を鑑賞した時の感動や驚きを、オマージュ作品にしたら素敵かも♪
ということで、41回目に挑戦するのは、北川村「モネの庭」マルモッタンが開催する「モネのSNSアートコンテスト2021」です。
写真・絵画・立体の3つの部門から好きなものを選ぶことができるので、コンテスト難易度は星★★★☆☆です。
応募内容
こちらのコンテストでは、「モネに捧げるオマージュ作品」をテーマに、写真・絵画・立体の3部門で募集しています。
【写真部門】
応募者本人が撮影した2MB以上のデジタル写真をご応募ください。カメラは自由で、写真加工もOKです!
【絵画部門】
絵ハガキサイズからB3サイズ以内で制作してください。正方形や縦横などは問いません。平面表現であれば、油彩や版画など画材は自由で、デジタルもOK!
【立体部門】
素材や大きさ、表現方法も自由です! ただし、動画作品は不可なのでご注意ください。
応募はInstagram、Twitter、Eメールのいずれか。3つの部門とも、画像データを投稿または送付してください。締め切りは2021年11月30日(火)。
材料
クロード・モネと言えば、たくさんの睡蓮の絵を描いた印象派の画家。香山の中では、『睡蓮の池』のイメージがあります。そこで今回は、『睡蓮の池』をオマージュして、池の水面のきらめきや植物の美しさを、UVレジンで表現してみたいと思います!
用意した材料は、①布、②シール、③押し花、④ラインストーン2種類、⑤UVレジン、⑥ツートン箔、⑦水引、⑧ピルケースです。
1. 布で背景を作ろう!
ピルケースがちょうど長方形をしているので、縦向きのカンバスに見立てて作っていきましょう!
まずは、ピルケースに布をあてて、使う場所を決めます。『睡蓮の池』は緑色が印象的なので、布も緑色の花の部分を使いたいと思います!
紙で作った型紙を布に写したら、ハサミでカットします。
接着剤で布をピルケースに貼り、乾いたらUVレジンを薄く流し入れましょう。UVレジンが肌に触れると肌荒れやかぶれの原因になる場合があるので、ビニール手袋を着けて作業しています。
UVライトを2分ほどあてて、UVレジンを硬化させます。これで背景ができました!
2. 橋を作ろう!
『睡蓮の池』で忘れてはならないのが、画面を横切るように描かれている太鼓橋ですね。太鼓橋は水引を使って表現しましょう♪ ピルケースの大きさに合わせて、パーツを切っていきます。
レジンを少し垂らして、橋のパーツを置きます。つまようじで位置を微調整しましょう!
UVライトで2分ほど硬化させます。
この作業を繰り返して、橋のパーツを付けていきます。カーブしているので、パーツのバランスが難しい…!
太鼓橋ができました! 苦戦しましたが、キレイなアーチになっていてホッとしました♪
3. 池を作ろう!
ランダムにちぎったツートン箔をUVレジンに混ぜ、池の部分に流し入れましょう。ツートン箔は、両面に金と銀の色がついているので、一気に華やかになりますね。
池に浮かぶ睡蓮の葉は2種類のラインストーンで表現! ピンセットでそーっとつまんで、上に乗せていきます。小さなパーツなので、緊張で手がプルプルします…汗。
睡蓮に見立てた押し花も乗せましょう。お! 『睡蓮の池』の雰囲気が出てきました♪
池のパーツを全部置き終えたので、UVライトで3分ほど硬化させます。
池の上にさらにUVレジンを流し入れて、表面をなめらかにしていきましょう。UVライトはまた3分ほどあてます。
4. オリジナリティをプラスしよう!
ここまではモネの『睡蓮の池』の要素を取り入れてきました。仕上げに、蝶々をプラスしてオリジナリティを出してみたいと思います! 鮮やかな青をしたこの蝶々がいいかな?
羽ばたくという意味を込めて、太鼓橋の上に貼り付けましょう。蝶々の上からもUVレジンを流し、硬化させるのを忘れずに。
完成かな…と思いきや、よく見るとふちの部分にUVレジンが乗っておらず(赤丸の部分)、デコボコしていました! もう一度、全体にムラなくUVレジンを流し入れて、硬化させましょう。
完成!
『睡蓮の池』レジンバージョンの完成です! 小さなピルケースの中に、モネの世界が広がっていて素敵♪ プラスした蝶々も良いアクセントになっていますね。
イメージ以上の美しい作品になったのですが、ふちが少しいびつになってしまったので、今回の香山的完成度は星★★★★☆です。さっそく写真に撮って、立体部門に応募してみましょう!
今回のポイント&感想
今回のポイントは「モネの作品」です。香山は『睡蓮の池』をオマージュしましたが、『散歩・日傘をさす女』や『印象・日の出』など、他にも様々な作品があります。どの作品をオマージュするのか、どのような要素を取り入れるのか、始めにしっかりイメージしておくと制作しやすいのでオススメです。
制作にかかった時間は約2時間半です(硬化時間なども含む)。立体で表現するのが思ったよりも難しく、『睡蓮の池』を何度もじっくりと鑑賞しました(制作時間よりも長いかもしれません…!)。それにより、新たな発見やインスピレーションを得ることができて、作品が完成しました。モネの作品の奥深さや素晴らしさを、改めて感じる貴重な機会になりました!
実際に作品を見に行くことはできなかったので、落ち着いたら今回の作品を持って見に行きたいです♪
コンテストでは1次審査と2次審査を行い、入選・入賞作品を決定します。各部門のグランプリ受賞者にはAmazonギフトコード1万円分を贈呈! この他、各部門の準グランプリ受賞者にはAmazonギフトコード5千円分、入賞者にはAmazonギフトコード1000円分が贈られます。
みなさんもぜひ、モネに捧げるオマージュ作品を作ってみて下さいね。ご応募お待ちしています!
香山衣美
ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞受賞、「こっぱっぱ大賞」で入賞。
出典: https://www.kjmonet.jp/event/2021/01/12/3009/
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。