第38弾「ちゅうでんリサイクル工作コンクール」やってみた♪
気がつけば、もう夏ですね。夏休みは、じっくり公募に取り組むのにぴったりの季節! さっそく調べてみると、全国の小学生を対象とした「リサイクル工作コンクール」を発見しました。香山は参加できないのですが、小学生のみなさんや保護者の方のヒントにしてもらえたらうれしいな、ということでやってみることに!
今回、38回目に挑戦するのは、公益財団法人ちゅうでん教育振興財団が主催する「第25回 ちゅうでんリサイクル工作コンクール」です。
いらなくなった生活用品を利用していれば、自由な発想で工作できるので、コンテスト難易度は星★★☆☆☆です。
応募内容
こちらのコンテストでは、いらなくなった生活用品を利用した工作を募集しています。作品のサイズは縦50cm×横50cm×高さ50cmまで。
応募対象は全国の小学生で、小学1・2年生の部、小学3・4年生の部、小学5・6年生の部の3部門となります。
応募は郵送のみ。応募用紙と作品写真、説明文を財団宛にお送りください(応募の段階では作品自体を送る必要はありません)。締め切りは2021年9月24日(金)必着。
材料
まずは材料集めをしましょう! 何かいらなくなったものはないか、家の中を探してみるといくつか出てきました。
見つかったのは、①傷んだクリアファイル、②余っていたラメ入りの毛糸、③古くなったストロー、④通販で買った商品を包んでいた緩衝材、⑤ラッピングや買い物をした時のビニール袋です。(写真のビニール袋は必要な大きさに切ってあります)
どれもプラスチック素材ばかりですね…。プラスチックと言えば、海洋プラスチックが問題になっているとニュースで取り上げられていました。そこで今回は「海の環境」や公募名にも入っている「リサイクル」をテーマに工作してみたいと思います!
1. 海の生き物を作ろう!
クリアファイルを切り開いて、1枚の状態にします。
ビニール袋の裏に、両面テープを貼っていきます。ビニール袋にシワができないように、注意して貼っていってくださいね!
ビニール袋の両面テープをはがして、クリアファイルに貼ります。端から順に貼り付けていき、空気が入らないようにしましょう!
ビニール袋を貼った部分を切っていきます。鮮やかなオレンジ色がきれいなので、魚の形にしようかな…?
ヒレも作って、両面テープで魚に貼り付けます。
魚ができました! ヒレの部分は少し丸みをつけて、動きが出るようにしています♪
同じようにして、様々な海の仲間を作りましょう。シャチは体の上が黒、下が白になるように切るなど、それぞれビニール袋の色を生かしたり、切り方を工夫したりしました!
2. 泡を作ろう!
青いビニール袋を、両面テープで緩衝材に貼り付けます。力を入れて貼ると緩衝材の空気が抜けてしまうので、そっと貼っていきましょう!
空気が入っている周りの部分を、慎重に切っていきます。
泡ができました☆ 緩衝材のぷっくりとした感じが本物の泡みたい!
3. モビールに仕上げよう!
作ったパーツをつなげて、モビールにしましょう! モビールをつるす棒は、ストローを使います。
目打ちで穴を開けます。
先が鋭いので、手をケガしないように気を付けて作業しましょう…汗。
穴に毛糸を通してしっかりと結んでいきます。
完成!
モビールの完成です☆ ゆらゆらと涼しげ♪ いらなくなったものをリサイクルしているのはもちろん、目で見て「涼」も感じられるのでエコですね。
実はこのモビール、ある秘密が隠されています。下から順に、プランクトン→イカ、魚、タコ→アザラシ、ペンギン→シャチ、と食物連鎖のピラミッドになっているんです! このモビールを見ることで、海の生態系や環境について、意識して考えられるようになったらいいなと思いこのようにしてみました。
いらなくなったものが、素敵なモビールに生まれ変わったので、今回の香山的完成度は星★★★★★です! さっそく、部屋に飾ってみましょう♪
今回のポイント&感想
ポイントは「いらなくなった生活用品」です。香山の場合、数日前にそうじをしてしまったので、後になって捨てずにとっておけばよかったと後悔しました…。応募を考えている方は、いらなくなった生活用品を日頃からストックしておくのがオススメです♪
制作にかかった時間は約6時間です。リサイクルやエコロジー、環境問題について、自分にできることを考えるいい機会になりました! いらなくなったからといってすぐに捨てるのではなく、今回のような作品に変身させたり、新たな利用法を見つけたりしていきたいと思いました。
コンクールで最優秀賞(各部1作品)に選ばれた方には、賞状と図書カード3万円分が贈られます。この他、優秀賞(各部5作品程度)や佳作(各部10作品程度)も選出! さらに、応募者全員に参加賞もあります。夏休みにぜひ挑戦してみて下さいね♪
みなさんのご応募、お待ちしています。
香山衣美
ライター。公募の入選回数は300回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞を受賞。
出典:http://www.chuden-edu.or.jp/oubo/oubo3/oubo3.html
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