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面から空間を創ろう!「サンゲツ壁紙デザインアワード2021」

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アート・絵画・工芸
公募ニュース

インテリア素材を提供するサンゲツでは、壁紙のデザインを募集しています。テーマは「Joy of Design」。「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「壁紙がそこに集う人と紡ぐストーリー」を考えたデザインが求められるアワードです。締め切りは9月30日18時。結果発表(最終審査)は12月を予定しています。大賞作品には100万円が贈られるほか、商品化も検討されます。

壁紙は、単体では成立しない。

室内にいる方は、身の回りを見渡してみてください。どんな壁紙が見えるでしょうか?

今回の壁紙の定義は「壁紙は壁面や天井面に貼る内装仕上げ材」のこと。壁や天井など「面」の部分に貼られてこそ成立するのが壁紙です。空間の形、サイズ、誰が・いつ・何をする場所か……。壁紙が違うと、その雰囲気も大きく変わります。そこにいる人にも大きな影響を及ぼす、空間づくりの要です。

壁紙はサンゲツの代表的なプロダクト。歴史と信頼、実績に裏付けられた商品をすでに多く提供しています。一方で「豊かな生活文化の創造」を目指す同社は、新しい可能性を探りつづけています。2017年から始まったこの壁紙デザインアワードも、そんな企業活動の一環です。

審査基準は以下の3点です。

1.モノのデザイン=新たな発想やオリジナリティを備えたデザインか

2.コトのデザイン=空間や使用者を想定した視点や発想があり、

         それらに対する効果や影響力があるか

3.商品化の可能性=壁紙としての実現性と実用性があるか

ファイナリスト作品以上になると、商品化されるチャンスがあります!

大胆に、そして実用的に。

2019年大賞作品「Falling Shadow」は既に商品化されています。

動物のようにも植物のようにも見える大胆な大柄。実際には、「障子に当たった木の影から着想を得た」とのこと。「和を素材として取り入れながら、ラウンジやバーなど洋の空間にも馴染み、過度な主張を与えない」というコンセプトは、デザイン性だけでなく実用性も考慮されています。

最終審査では、応募者によるプレゼンテーションが実施されます。プレゼンテーションはプロのデザイナーを目指す人には必須のスキル。プロを目指す方は、ぜひ挑戦してはいかがでしょうか。年齢は実績は不問です。

コロナ禍により、新しい空間のあり方が問われる時代。今と未来を見据えた、才能あるデザイナーの登場が期待されます!

「サンゲツ壁紙デザインアワード2021」

●賞:大賞1点=100万円ほか

●締切:2021年9月30日(木)18時

 

青木緑

公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

 

出典:https://www.sangetsu-award.jp/

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