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公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

株式会社おつうじ屋が主催する第13回お通じ川柳で、準グランプリをいただきました。

お題は「お通じ、便秘にまつわる爆笑・悲哀・感動」。

応募作品の中から5句をスタッフの方々が選出した後、一般投票で賞が決まります。

入選した作品がこちら

「令和」だとトイレで知ったスマホ族

この川柳を書くきっかけが、実はふたつありました。

ひとつは、住宅展示場のトイレコーナーで、営業の方から流暢なセールストークを聞いた時のことです。

「このトイレットぺーパーホルダーは棚がついいているのでスマホも置けますよ」

私はこの言葉にハッとしました。

「現代人はトイレにスマホを持っていくことが当たり前な世の中になったのか」

ということに。

もうひとつのきっかけは新元号の発表日のこと。

その日、私は用事があって出かけており、駅のエレベーターに乗っていました。

「元号何になったかな」

と足早に帰って自宅でニュースを見ようと思ったその時、同乗していた奥様方が言ったのです。

「レイワなのねえ」

私は、予想外なシチュエーションで重要事項を聞いてしまったのです。

その時、望んではいなかったところで起こるささやかな事件にコミカルさを感じました。

今回の一句は、「スマホをトイレにもっていくこと」と「不意に知ってしまったこと」のふたつの経験をミックスして詠んだのです。

ありのままを詠むこともありますが、掛け合わせることで生まれる楽しさもあります。

今回は応募数に制限がなかったので、違うタイプの作品を10句投稿しました。

応募数が無制限の場合はチャンスと思って、様々な挑戦をしてみるのもよいのではないでしょうか。