みんなどうしている? 第2回テーマ「フォトコンテスト」
公募ガイドONLINEでおこなっている「公募アンケート」。第2回のテーマは「フォトコンテスト」です。みなさんどのように取り組まれているのでしょうか? 気になるアンケート結果を発表します!
手軽なスマホが半数!
【設問1】応募作品は何を使って撮ることが多いですか?
最初は撮影道具についてです。「応募作品は何を使って撮ることが多いですか」と質問したところ第1位がスマートフォンで43%を占める結果となりました。スマートフォンの写真で気軽に応募できるコンテストが増えてきているのかもしれませんね!
半数以上がふだん撮っている写真で応募!
【設問2】コンテスト用に撮影しますか?
続いては応募写真について。57%が「ふだん撮っている写真の中から選んで応募する」という結果になりました。何気ない日常や決定的瞬間など、日頃からさまざまな写真を撮っておくと応募の役に立ちそうですね。
SNS応募は意外と少ない!
【設問3】どの応募方法が多いですか?
応募方法については「WEB応募」が大半を占める結果に。TwitterやInstagramなどSNS応募も最近増えてきましたが、17%にとどまりました。
加工しないで勝負!
【設問4】写真は加工しますか?(加工可能な公募の場合)
写真応募で気になるのが加工について。Instagramなどで簡単に色調や影の具合などを調整できますが、みなさんはどのようにしているのでしょうか? 結果は「加工しない」が52%、「明るさなど少しだけ加工する」が35%でした。多くの方があまり加工はしないようです。
被写体は何?
【設問5】何を撮影(応募)することが多いですか?
風景や料理、ペットなどさまざまなテーマがあるフォトコン。74%の方が「風景(植物含む)」の写真を応募されているようです。
写真のポイントは構図とオリジナリティ!
【設問6】5で答えた写真を撮るとき、工夫していることを教えてください。
最後は写真撮影のポイント。みなさんどのような工夫をされているのでしょう?
*構図と光を考える
多くの方がポイントとして挙げたのが構図でした。「フレームの中での被写体の割合を考える」、「背景がごちゃごちゃしないように撮る」など、ただ被写体を写せばよいわけではなく全体のバランスを考えることが重要となるようです。また、「撮影時での光線の具合を考慮して撮影している」、「できるだけ風景の色がそのまま映るようにする」など光の具合も大切です。
〈基本構図〉
メインの被写体を画面の中央にもってくる構図。被写体に力があって主張がある場合に効果的。
木や道などを三角の形で撮影する構図。安定感や高さ・奥行きが表現できる。
・額縁構図
窓枠や門を使いフレームを作る構図。奥行きを感じさせたいときなどに向く。
〈光のポイント〉
・自然光を使用すると、日常の生活を切り取ったような自然な作品になる。
・人物を撮る場合は逆光に。顔に影が出来ず、表情もやわらかくなる。
*組み合わせや意外性で出すオリジナリティ
また、写真応募で気を付けたいのが、他の人と似た写真を撮ってしまうこと。今すぐ実践できそうなポイントとしては、「意外なものと組み合わせる」、「自分のこだわりを入れ込む」、「いろいろな角度から撮影をする」などが挙がりました。さらに、「日常にある少し面白い偶然を入れて撮影する」、「自分の住んでいる『知らない場所』を探して写している」など、日々シャッターチャンスを逃さないようにするとオリジナリティが出るようです。
いかがでしたか? ぜひ、写真を応募する時の参考にしてみてくださいね。今回協力してくださったみなさん、貴重なご意見をありがとうございました。
参考富士フイルムデジタルカメラ撮影ガイド
https://fujifilm.jp/support/information/landscape/index.html
日本写真映像用品工業会