ヤブ医者ってどういう意味?「藪医者」の語源は?本当はいい意味だって知っていますか?
藪医者=下手な医者。
現代では、そう解釈されてますよね。
ところが、その語源はまったくの逆。
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ある名医が但馬の養父という所にひっそりと隠れるように住んでいて、土地の人に治療を行っていた。死にそうな病人を治すほどの治療を行うことも少なくなかった。その評判は広く各地に伝わり、多くの医者の卵が養父の名医の弟子となった。養父の名医の弟子と言えば、病人もその家人も大いに信頼し、薬の力も効果が大きかった。
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これが本当の意味での、藪医者なのです。
その昔、「養父医者」は名医のブランドだったそうです。
どこをどう間違ったのか、養父医者が藪医者に転じ、下手な医者の代名詞になってしまいました。
そこで、この企画。
対象者は、へき地の公的病院、または診療所(民間含む)に5年以上勤務する50歳未満(昭和41年4月2日以降生まれ)で、地域医療に頑張っている医師及び歯科医師。
本当の意味での、「やぶ医者」を募集しています。
やぶ医者大賞に選ばれると、奨励金50万円が贈られます。
締切は8月31日。
やぶ医者大賞が世間に認知されれば、藪医者という言葉の意味も変化するかもしれませんね。