公募ガイド秋号見どころをちょっと出し!
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担当編集より
世界中で急速に利用が広がる生成AI技術。
「創作者が不利益を被るのでは」「応募規定には明記されるようになるのか」などの不安はもちろん、
作業コストを減らしたり、想像力をかき立てたりする新たな翼としての期待もあるはず。
これからの時代、生活にも創作にも深くかかわってくるであろう
生成AIは果たして敵なのか? それとも味方なのだろうか?
クリエイターやコンテスト主催者、専門家や弁護士などさまざまな視点から話を聞いた。
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慶應義塾大学理工学部 教授
栗原 聡 Kurihara Satoshi
AIと人で役割を分担。
パーツをAIが作り、人が組み立てる生成AI(人工知能)の影響が良くも悪くも各方面で話題になる中、漫画界でも興味深い動きがある。
手塚治虫の代表作の一つである漫画「ブラック・ジャック」の"新作”をAIで創り出そう、というものだ。
このプロジェクトを手掛けるのは、AI研究者や手塚プロダクションなどが参加する「TEZUKA2023」。
プロットの提案、「手塚らしさ」を再現したキャラクターの顔作成などを人とAIが協力して行い、コマ割りなどの演出と最終的に作品として成立させる作業は人が担当する。
人とAIの共同制作プロジェクトとは、どんな現場なのか。
プロジェクトに携わった栗原教授のコメントを交えながら生成AIのリアルに触れていく。また、「生成AIブーム」を無批判に受け入れて、粗製乱造する人がいる。そんな人を憎み、AIまで憎む人もいる。
AI研究者の第一人者である栗原教授にAI時代の本音も伺った。
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01
今更聞けない!?生成AIって何だ!?
「生成AI」。言葉では聞くし、実際にどのようなものがあるのかもなんとなく分かる。
それでも、なぜこんなに注目されているのか、用語の詳しい意味、便利なAIサービスなど実は知らないことが多いはず。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。この機会に一から学んでおこう。 -
02
星新一賞入賞者に学ぶ
Chat GPTを使った小説の書き方Chat GPTは小説執筆をどう支援してくれるのか。アイデアから本文まで、具体的な方法を誌上ガイド!
データサイエンティストとして勤務するかたわら、生成AIを使って小説を執筆。第9回日経「星新一賞」優秀賞受賞者の葦沢かもめさんに解説していただきました。
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03
生成AI著作権の現在
生成AIで大きな問題の1つとして取り上げられるのが「著作権問題」。
生成AIで作ったものが著作権侵害となるのはどういうときか、データ・AI法務を千音とする弁護士の柿沼太一さんに伺いました。 -
04
せきしろ先生が見る!
作:ChatGPTの自由律俳句ChatGPTに「自由律俳句とは何か」といったことから「具体的な情景を読み込んで、共感を誘うように」といった具体的なプロンプトを入力して、「名前」をテーマに100近い句を出力。厳選した15作の中に、「せきしろの自由律」で受賞が狙えるレベルの作品はあるのか!?
せっかくなので、「ペンネームっぽく」と伝えて俳号もChatGPTで出力。頼んでもいないのに読み方まで出力してくれた。
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05
AIは黒船なのか?緊急 生成AIに関する状況調査
急速に利用が広がる対話型AI「ChatGPT」や「Stable Diffusion」などの画像生成AI。
誰もが手軽に使える一方、情報漏えいや著作権などの権利侵害リスクも指摘される。弊社ではコンテストに応募する側(クリエイター)と主催する側(主催者)の両面から生成AIに関する状況調査を実施。
柿沼弁護士への取材も踏まえ、生成系AIと付き合っていく際の気になる点の洗い出しを行った。=====================================================================
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10月6日(金)~12月31日(日)
公募ガイド 2023年秋号
- 種類
- 雑誌版
- 金額(税込)
- 780円
- 支払方法
- コンビニ, カード