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公募でステップアップ! 俳句公募 〜中級編〜(2/2)

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川柳・俳句・短歌・詩
俳句
テーマ別公募

※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。

他ジャンルのプロも選考に参加 兜太現代俳句新人賞

戦争や社会問題など題材に、力強く自由な俳句を切り開いた金子兜太(とうた)。その名を冠した本新人賞では、50歳未満から50句を募集します。受賞すると句集出版の助成金として30万円相当が贈られるなど、俳壇に新しい風を吹き込みたいという主催者の意欲を感じる公募です。小説家の小林恭二さんや、歌人の穂村弘さんが審査に加わるのもユニーク!

青春を謳歌する若者たちへ 鬼貫青春俳句大賞

「東の芭蕉、西の鬼貫」と言われる、大阪の俳人・上島鬼貫(おにつら)の名前が着いた「青春俳句大賞」。10代からさかんに作句をしていた鬼貫にならい、中学生〜30歳未満(生年の指定あり)から作品を募っています。10代だけを対象にした賞も設けられているので、学生のうちからガンガン応募しましょう。30句を1作品として応募する形式。

賞金50万円! 5句から応募OK! 西東三鬼賞

一般的な俳句公募からちょっとレベルアップした俳句新人賞は、なんだかどれも30句や50句とボリュームが多いですよね。その点、西東三鬼賞は5句1組から応募可能です。5句のまとまりで1作品ではなく、1句ごとに審査されるので、渾身の5句を選んで応募しましょう。最優秀の句には50万円という高額賞金が贈られることもあり、初心者はもちろん、長く俳句を続ける人からの応募も多いのが特徴です。

俳句20句で大波を起こせ 石田波郷新人賞

東京都清瀬市にゆかりのある俳人・石田波郷(はきょう)。俳句だけでなく、随筆や校歌の作詞なども手掛けています。20句1作品として募集する本賞。30歳以下が応募可能です。今後の活躍が期待される俳人を選出するという意欲的な公募。神野紗希さん、佐藤郁良さん、西村麒麟さん、村上鞆彦さんと、他の俳句賞と比較して年齢層が若めの俳人ががっつり選考してくれます。

いかがでしょうか? どの賞も1句ずつではなく複数の句をまとめて応募する形式ですが、それだけに自分の句の癖や特徴を見つめなおすチャンスです。

 
句集を出版できる賞や、好きな俳人が選考委員を務める賞など、興味が湧くものがあればぜひ挑戦してみましょう!


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