令和のハイカラヘアスタイルを! 「ぼっちゃん・マドンナカット募集」
2024年10月21日、愛媛県松山市の愛媛県武道館で「ジャパンカップオープン2024 in 松山」(第76回全国理容競技大会)が開催されます。松山市といえば、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台。それにちなんで、令和の坊っちゃん・マドンナをイメージした、ヘアスタイル写真を募集中です。応募資格は、国内外の理美容師および養成校の生徒のみ。締切は2023年11月6日で、最優秀賞受賞者には賞金5万円が贈呈されます。
理容師日本一を競う大会に参加しよう!
理容技術の日本一を競う理容師の大会、「全国理容競技大会」。2024年10月21日に行われる第76回では、開催地にちなんで令和の坊っちゃん刈り・マドンナカット競技を企画しています。
募集するのは、その競技で基本となる髪形。入賞者2名には賞金のほかに大会当日、坊っちゃん・マドンナカット競技の審査員を務めることができるそう。これを機に、出場する側ではなく審査する側で、大会に参加してみませんか?
坊ちゃん刈り、マドンナカットって?
「坊っちゃん」といえば、曲がったことが大嫌いな新米教師。小説「坊ちゃん」の主人公です。そんな彼に似合う「坊ちゃん刈り」……なのですが、そもそも「坊ちゃん刈り」とは、本来どのようなヘアスタイルを指すのでしょうか。疑問に思ったので調べてみると、辞書には“男児の髪形で、前髪を切りそろえ、側頭部と後頭部を短く刈ったもの”とありました。つまり、この定義に当てはまるものは、どんな髪形も「坊ちゃん刈り」と言えるようです。
ヘアサロンの情報サイトなどを調べていると、最近ではKPOPアイドルや韓国ドラマの影響で、ツーブロックやマッシュヘアなど、「坊ちゃん刈り」に似たヘアスタイルがたくさんヒット。子どもの髪形というイメージがある「坊ちゃん刈り」ですが、今は大人がしてもカッコイイものがたくさんあるようです。
一方で、「マドンナカット」というワードは、辞書にはありませんでした。ですが、小説「坊ちゃん」の作中でマドンナが 「色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人」と称されている部分にヒントがありそう。ハイカラとは、端的にいえばお洒落であること。さらに要項には「前髪に重みがあること」とあるので、厚めのバングでイイ女感を出す……など、あなたが思う「洗練されたスタイル」を目指すとよいかもしれませんね!
大事なのは「今っぽさ」
本公募の募集要項には、どちらの部門についても「令和のハイカラ頭のヘアスタイルであること。営業で使用できるサロンヘアであること」とあります。求められているのは、サロンでお客様が「この髪型にしたい!」と思えるくらい、おしゃれな「坊ちゃん刈り」と「マドンナカット」。今っぽさを追求するなら、PinterestやInstagramなどのSNSも参考にしてみるのもいいかも。理容師、美容師の資格をお持ちの人や、専門学校の生徒さんは、ぜひ腕試しをしてみてくださいね!
三度の飯よりゲームが好きな公募情報ライター。ソシャゲのスタミナ消費に追われながら、最近公募に目覚めた娘のチャレンジを応援する日々を送っている。
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