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初開催。人気マンガ10編集部が大集合!「第1回マンガノ大賞」

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革命的な漫画新人賞が設立されました! マンガ家のための投稿プラットフォーム「マンガノ」が開催する「マンガノ大賞」には、出版社や編集部の垣根を越えて10編集部が集結。会社の枠を越えて審査にあたります。

 

締切は2月15日。大賞には賞金200万円が授与されます。受賞者以外にも、直接スカウトがかかる可能性もあるそう。年齢や経歴関係なく、プロ志望の人は必ず応募したい注目のコンテストです。

「ジャンプ」「マガジン」「花とゆめ」が手を組むなんて

本コンテストの特徴は、なんといってもライバル関係にあるはずの複数の出版社が参加している点です。同じ出版社内にある複数の編集部が共同開催するコンテストはよくありますが、他社同士がここまで大規模に手を組むのは前代未聞かもしれません。

 

参加する編集部は以下の通り。

 

新潮社「くらげバンチ」
マッグガーデン「月刊コミックガーデン」
KADOKAWA「月刊コミック電撃大王」
講談社「月刊少年マガジン」
スクウェア・エニックス「月刊ビッグガンガン」
小学館「サンデーうぇぶり」
集英社「少年ジャンプ+」
コアミックス「ゼノン編集部」
白泉社「花とゆめ」
秋田書店「マンガクロス」

 

読者の対象も掲載作品もそれぞれ異なります。こんな異色のコンテストが実現できるのも、投稿サイト「マンガノ」だからこそ。

「マンガノ」は、ブログなどの投稿サービスで知られる「はてな」と集英社が共につくった漫画投稿サイト。多様な創作活動を支援するもので、コメント管理や収益化の有無など、プロ・アマ問わず漫画家それぞれの希望にそった活動ができます。特定の出版社や編集部に偏らずに、広い可能性を求めたい人におすすめの投稿サイトです。

 

そしてもう1点、本コンテストには驚きのポイントが……

 

「該当なし」はナシ! 直接スカウトも?

本コンテストは漫画賞としてはめずらしく「各賞で受賞作を必ず1作品以上選出する」という方針。多くのマンガ新人賞では「該当者なし」というケースが多いですが、本コンテストでは必ず大賞(賞金200万円)が選ばれます。

ほかにも、準大賞(50万円)、佳作(10万円)、最終候補(3万円)、すべて必ず1作品以上選ばれるとのこと。高額賞金も魅力的ですね。

 

また、最終候補以上の応募者はもちろん、全応募者に対して、編集部から直接スカウトの声がかかる可能性があります。つまり、今はまだデビューに遠い実力だったとしても、才能の片鱗が認められれば道が開ける可能性あり。未熟でも、初めての応募でもOKです。思いきり爪痕を残しましょう!

 

力作、怪作で勝負

主催者からは「自分でも気づいていなかった才能を評価されたり、意外な編集部と出会える可能性があったりするなど、マンガノ大賞で得られるこの機会をぜひお見逃しなく!」とのコメントが寄せられています。

また、審査員の一人である「月刊ビックガンガン」編集部のナガオカ氏は「1回で10社分応募できるなんてオトクですのでガンガンご応募ください!! 審査員もスカウト争いが10倍熾烈なので必死に審査します」と語ります。確かに、それぞれの編集部に作品を持ち込むとしたら10倍大変ですね。ライバルでもある編集部同士、次世代を担う才能は争奪戦になるかもしれません。

 

募集する作品は、120ページ以内の完結作品です。マンガノに投稿することで応募完了なので、審査員だけでなく、マンガノの閲覧者にも広く作品を読んでもらえるチャンスです。あなたの作品が口コミでバズるかもしれません。

 

自由度の高いマンガ賞なので、個性を存分に生かして勝負しましょう。このマンガノ大賞から、未来の巨匠が誕生しそうな予感です!

 

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ライター
芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典: https://manga-no.com/mangano_award_1st

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