賞金総額69万円! 2025年大河ドラマ「べらぼう」蔦屋重三郎ゆかりの地・台東区をPRしよう!
2025年の大河ドラマは 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に決定! これを機に、“台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会”では、ドラマの舞台である台東区をPRする作品を募集中です。募集しているのは、イラスト、ロゴマーク、キャッチコピー、さらに主人公である蔦屋重三郎をモチーフにしたマスコットキャラクターの4つ。締切はいずれも2024年5月17日で、賞金総額は、最優秀賞、優秀賞合わせて69万円です。
主人公は、横浜流星さん演じる蔦屋重三郎
2024年の大河ドラマ「光る君へ」もまだまだ大人気放送中ですが、すでに来年放送されるドラマが決定しているのはご存じですか? 2025年大河ドラマのタイトルは、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。ドラマの舞台は18世紀半ばの江戸時代で、主人公は江戸文化の礎を作ったとされる“蔦重(つたじゅう)”こと蔦屋重三郎です。
蔦屋重三郎は、東洲斎写楽や喜多川歌麿など、江戸を代表する作家たちの才能を見出し、”江戸のメディア王”として大成功を収めた人物です。貧しい庶民の子として生まれ、幼い時に両親とも生き別れた蔦重。お金もない、身よりもない……何もない蔦重でしたが、20歳の時には貸本屋を開業。その後は挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を連発し、書籍の編集・出版業で成り上がっていきます。
そんな時代の寵児の出身地である新吉原が、本公募を主催している東京都台東区でした。
イラスト、ロゴ、マスコット……どれにする?
今回募集しているのは、台東区をPRするイラスト、ロゴマーク、キャッチコピーに加えて、蔦屋重三郎をモチーフにしたマスコットキャラクターの4つです。どの公募も応募は1人1点のみなので、とくに絵やデザインが得意な人は全部門にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
イラストやロゴを作成する際、ドラマのタイトルはもちろん「NHK」、「大河ドラマ」といったワードの使用はNGです。あくまで江戸文化が育まれた地であること、蔦重のゆかりの地であることをアピールできるような、イラストやロゴを考案しましょう。
マスコットキャラクターについては、「言葉を出さないキャラクター」という点がデザインの鍵になりそうです。感情や気持ちを、表情や仕草で表現できるキャラクターが◎。貸本屋からスタートしたことや、「吉原細見」や「黄表紙本」の発行に携わったこと、平賀源内や大田南畝らの文化人との交流もあったこと、「江戸のメディア王」と言われていたことなどを踏まえて、親しみやすいキャラクターをデザインしてくださいね♪
応募しやすいキャッチコピーもアリ!
絵には自信がないけど、文章なら……という人は、ぜひキャッチコピーにチャレンジを! こちらについても、大河ドラマの舞台であることを表現するのではなく、台東区が蔦重の出身地であることを印象づけるような言葉選びを心がけましょう。
例えば、今放送中の「光る君へ」の主人公・紫式部のゆかりの地である越前市にも、「しきぶきぶん」というステキなキャッチコピーが制作されています。式部が越前滞在中に得た感動を、訪れる人みんなに式部の気分で追体験してほしい。そんな願いが込められているそうです。
お気に入りの作品や、気になっている人物がいる人は、それらのゆかりの地で使用されているキャッチコピーやロゴマークなどを検索してみるとアイデアのヒントがもらえるかも。来年放送の「べらぼう」をより楽しむために、予習を兼ねて蔦屋重三郎ゆかりの地を、あなたの作品で盛り上げましょう!
三度の飯よりゲームが好きな公募情報ライター。ソシャゲのスタミナ消費に追われながら、最近公募に目覚めた娘のチャレンジを応援する日々を送っている。