宇宙業界を目指す女性のコミュニティ「コスモ女子」の「宇宙食部」が、第2回日本火星協会火星料理レシピコンテストで最優秀火星料理長賞を受賞し、2年連続の栄誉に輝いた。

今回のコンテストテーマは「火星で、ピクニックの時に持っていくと、楽しさ倍増のお弁当」。コスモ女子チームは「家族で楽しむ火星ピクニック」をテーマに、火星環境を考慮したメニューを考案した。

受賞作品には、大豆ミートや乾燥液卵シートなど火星での栽培・保存に適した食材を使用。さらに、途中で水耕栽培センターに立ち寄り新鮮な野菜を加えるなど、ピクニック体験にもこだわりを見せた。

メニューには、火星ボール（ミートボール）、大豆ミート唐揼げ、卵焼き、火星人ウィンナー、桜おにぎり、新鮮なトマトとレタスが含まれる。

コスモ女子「宇宙食部」は週1回のオンラインミーティングを行い、宇宙食に関する研究やアイデア出しを通じてメンバーのスキルアップと交流を図っている。外部とのコラボレーションも積極的に行っており、宇宙ホテルワークショップへの参加や宇宙フェスでのメニュー考案なども手がけている。

コスモ女子は毎月第3月曜日にミートアップを開催しており、次回は10月21日に予定されている。宇宙に興味のある女性であれば誰でも参加可能とのことだ。

なお、コスモ女子は2024年8月5日に日本初の女性中心のコミュニティによる人工衛星打ち上げに成功するなど、宇宙分野での活躍が注目されている。

詳細はこちらから：https://cosmos-girl.com/