世界の学生が集結!10万ドルで腕試し - 日本初の国際投資大会が熱戦スタート
早稲田大学公認の株式投資サークル「Forward」が、画期的な試みを始動させた。2024年9月23日から11月22日にかけて、「WORLD INVESTMENT COMPETITION 2024」と銘打った国際投資大会を開催している。この大会は、学生団体による国際規模の投資コンテストとしては日本初の取り組みだ。
世界9カ国から12チームが参加し、米国株を対象としたデモ投資で腕を競う。各チーム3名の代表者が、1人あたり10万ドルの仮想資金を駆使し、約2ヶ月間にわたって投資戦略を展開する。参加国にはアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、インド、シンガポール、フランス、ニュージーランドが名を連ね、日本からは早稲田大学と慶應義塾大学が参戦する。
大会のシステム基盤は、世界最大の金融プラットフォームとして知られるTradingView社が全面的にサポート。参加者は同社の高機能チャートをはじめとする先進的なツールを駆使し、熾烈な戦いを繰り広げる。
この大会の目的は単なる競争だけではない。国境を越えた学生投資家のコミュニティ形成や、日本における投資への偏見払拭、金融リテラシーの向上などが掲げられている。大会終了後には参加者同士で投資戦略を議論する交流会も予定されており、国際的な視野を育む貴重な機会となりそうだ。
優勝チームには日本製菓約10万円分とTradingView社の有料アカウントが贈られる。個人優勝者には日本往復航空券が用意されるなど、賞品総額は約60万円に上る。
閉会式は11月25日、早稲田大学の大隈記念講堂で開催される。元アメリカ銀行バイスプレジデントの山中康司氏をゲストに迎え、盛大に幕を閉じる予定だ。
この革新的な取り組みは、投資の実践機会が限られる学生たちに貴重な経験を提供するとともに、国際的な金融人材の育成にも一役買うことだろう。世界の若き投資家たちの熱い戦いに、今後も注目が集まりそうだ。
詳細はこちら:https://forward.wasedainvestment.com