中々ないことではないでしょうか、一緒に入賞なんて! 入賞、羨ましい。「小説でもどうぞ」苦戦している私には、夢のまた夢です……。オフ会というのも、これまた凄いです。みなさん、ツワモノ揃いですね。
- かずんどへの返信獏太郎
- 齊藤 想
ここ1週間ぐらいまったく書かなかったので(仕事が少し忙しかったのと、ひたすら本をよむインプットの時間に当てたかったので)、久しぶりに少し推敲を進める。 今日は第41回小説でもどうぞ、テーマ「ときめき」と『ラストで君は「まさか!」と言う』文学賞の推敲を進める。 小説でもどうぞは3作まとめて推敲する。 1作目は日本語として変な部分を修正。いろいろ捻った結果、結局のところ冒頭を元案に戻す。 2作目は同じ語句が連続する部分が気になるが、変更したら余計におかしくなったのでけっきょく元に戻す。 3作目はラストが冗長だけど、ここを削ると文字数不足。かといって前半を増やすとリズムが崩れる。基本的にはこのままでいく予定。 という感じで、行ったりきたり状態になったので、このあたりで推敲は見切りどきかなあと思いつつ。 『ラストで君は』は、テーマ「ホラー」だけ推敲。 「昭和○年の夏はひときわ暑かった」と書いたけど、調べてみたらその年は冷夏だったみたい。適当はいけません(汗) 推敲すればするほど、児童文学から離れていく……。
- 初川 鳳一
新作ショートショート(400文字)公開しました! ハッピータイムマシン:https://short-short.garden/S-uCTxEZ 皆が幸せに生きた時代はいつなのでしょうかね? 話は変わりますが、 「小説でもどうぞ」:第41回 [ ときめき ]に挑戦したいと思っていまして、 頭をひねっているところです。 400文字の壁を越えて、挑戦できればと思っています! 駄文、拙文お許しくださいmm
- 村木志乃介
小説でもどうぞ「演技」に応募しました。 とりあえず皆勤できていることにホッとしています。
- みぞれ
小説でもどうぞ「善意」提出できず……最近、職場で出世しました。出世したこと自体は喜ばしいんですが、忙しさに加速がかかりました。 仕事と創作で折り合いをつけたいですね😇
- hiron
小説でもどうぞ、、送ってみました。 何度目かのチャレンジです🐤
- hironへの返信karai
hiron さん 初めまして。 ぽつりとひと言ですね。かえって気になりました。(^^) 「小説でもどうぞ」の入賞は難しい。 はい、間違いなくです。ほんとレベル高いので… そんな「小どぞ」の魅力にハマった仲間がここには大勢集っております。 よろしければ、一緒に「小どぞの沼」にはまりましょう。 みんなでハマれば、落ち続けても、そう怖くはないのです。(^^)
- 公募ガイド編集部(友)
Kouboメルマガvol.190「チョコパイ2個を許しても許してはいけないこと」 こんにちは。 寒くなってきましたね! 暑さが苦手なので、日々下がる気温にワクワクしている 編集部の(友)です。(寒いのも得意ではない) みなさんは、チョコパイって好きですか? わたしは4人きょうだいで、 お菓子袋にチョコパイがあると 「今日はめちゃくちゃいい日!!」 という気持ちになる子ども時代でした。 なので、大人になってもどこか特別な存在です。 大人になって友人の家に遊びに行ったとき、 お菓子を用意してくれていました。 その中に、チョコパイが。 えー! うれしい! おしゃべりに夢中になっていたら、 友人が「チョコパイ、もう一個食べない?」 チョコパイって1日1個以上食べてもいいの!?!?!?!? 衝撃でした。 きょうだいが多いからか、教育方針だったのか、 個包装になっているお菓子は1日1個、 大袋のお菓子は小皿一杯。 大人になったら自分次第で好きにすればよい、 と気づいたわたしは、 「大人って最高~~~!」と チョコパイを1日2個食べたり、 ポテチを袋から好きなだけ食べたり。 その他にも、子どものころのブロックを ひとつずつ解いていきました。 そして最近、気づいたのです。 「お楽しみ」だったものが日常になり下がり、 毎日なんも楽しいことがない……!!という 状態になっていることに。 チョコパイを2個食べ始めた頃はよかったのです。 「お楽しみ」を日常に取り入れていることで 「生活が豊かになった」と感じられました。 多忙を極めているときもいいんです。 その日のタスクをこなして、 無事に今日を終えることで手一杯です。 問題は、チョコパイ2個に慣れてきて、 忙しさがすこしおさまった瞬間。 チョコパイがたくさんそこにあるのは日常で、 じゃあ今日何か楽しいことがあるかというと、 特にない。 特に予定のない自由な日があることが この上なくハッピーだったはずなのに、 まぁいつもそうしてるしなと心踊らず。 そういう日だらけになっていました。 長々と書きましたが、慣れというやつですね。 今日は、慣れって怖いね、というお話でした。 慣れは日常を灰色にするなと気付いてからは、 「わたし!! 大好きなチョコパイ!! 今日3個目食べちゃうぞ!!」 と新鮮な気持ちでもっていただくことにしました。 日常に彩りが戻ってきたように感じます。 では、今回はこの辺で。 みなさま、今日も明日もあさっても、 素敵な公募・創作ライフを~!! ――INDEX――――――――― (1)メルマガ企画 編集部(友)の「とったるぞ、●●賞!」 (2)告知 公募スクール 児童文庫でデビューしたいあなたへ 【藤咲あゆなの児童文庫新人賞指南開講!】 (3)告知 公募スクール 【公募ガイド元編集長の小説講座 基礎編】 いつでも学べるオンライン講座開講! (4)告知 季刊公募ガイド連載 中村航選「プロットだけ大賞」 第7回 募集開始! (5)おすすめ公募5選! 11月の新着公募の中からご紹介 ――お知らせ――――――――― 【「公募ガイド2024年秋号」発売中!】 ◎特集「小説書きに捧ぐ 漫画原作ハンドブック」 落選続きで道に迷っている小説書きのあなた! 今号では自分の物語を小説というカタチに捉われず 世界に発信していく手段の1つとして 「漫画原作」という道をご提案。 今漫画業界で求められているのは、あなたの物語かもしれません。 ▶「金田一少年の事件簿」原作者直伝 小説書きが漫画原作者になるための3つの極意 ▶漫画原作講師 仲村みなみ先生に教わる シナリオ形式の漫画原作の書き方 ▶漫画制作スタジオSORAJIMA監修 あなたの「得意」がとにかく生かせる! 分業での漫画制作現場のリアル ◎連載 ・W選考委員版小説でもどうぞ 第10回選考会 高橋源一郎さん×千早茜さん 第11回募集開始 高橋源一郎さん×今村翔吾さん ・中村航選「プロットだけ大賞」 ・せきしろの自由律俳句添削 ・受賞者DATA BOOK 第67回群像新人文学賞 豊永浩平さん ・青くて、熱い。 作詞家、作曲家 けんたあろはさん https://koubo.jp/magazine/latest ■X(旧Twitter):@kouboguide ■Instagram:@kouboguidemama ///////////////////////////////// メルマガ企画 編集部(友)の「とったるぞ、●●賞!」 ////////////////////////////////// 第16回となる今回は、 賞を目指すみなさんの ①「自身がデビューしたらつけられたい異名」を募集しました。 さらに今回も、 ②「お題とかどうでもいいから、ちょっと聞いてよ」 という、なんでもいいから聞いてほしい愚痴、自慢、ぼやきも可。 【ベスト回答】 ☆ ①「令和の清少納言」 おしぼり(31歳/石川県) な、なりたい~~~~~!! まだそう呼ばれるエッセイストは見当たらないと 思いますので、なれるチャンスでは? いまからごりごり作品を発表していきましょう……! 【次点回答】 ☆ ①「知る人ぞ知るマニアック過ぎる歌人」 デビューの時はこのくらいの知名度の低いイメージの異名だけれど、 後世の時代にマニアックな人たちに研究される歌人 になりたいと思っています。 megumii(37歳/静岡県) それ、めっちゃかっこいいです! 知名度が低いながらも後世にちゃんと残る作品を 発表しつづける泥臭い生き様もかっこいい。 そして後世の、しかもマニアックな人たちの間で 発見されちゃう。いい~! ☆ ②私にとって作品を作っていく上で、一番怖いことは 「感性が衰えていくこと」です。 素晴らしい作品を目の当たりにすると、 自分の創作意欲に刺激を受けます。 反面、「いつまで瑞々しい作品を作れるだろう」と 思ってしまいます。 目標は生涯現役でいることなので、 つねにアンテナを張っていきたいです。 稲葉智子(45歳/東京都) これ、少なくない人が同じ思いを抱えているのではないでしょうか。 私もとても怖いです。 表現をすることは暴力性をはらむものですし、 感性の衰えが人を傷つける結果になるかもなんて考えると 何も作れなくなりそうだと思うときがあります。 インプットを続け、考え続け、アウトプットし、 間違いと向き合い変わり続ける覚悟がいるのかもしれません。 つくる者同士、共に模索していけたらいいですね。 ■―――――――――― 次回の投稿企画は編集部エビスの大喜利(第17回)です。 お題は 『この服屋、なんかイヤなんだよなあ……。どうして?』。 ベストな投稿をいただいた方には ちょっとした粗品を進呈します。 ↓詳細はこちら https://planner.koubo.jp/apply/7987 ////////////////////////////////// 公募スクール 児童文庫でデビューしたいあなたへ 【藤咲あゆなの児童文庫新人賞指南開講!】 ///////////////////////////////// 児童文庫の新人賞に特化した 藤咲あゆな先生の新講座が開講しました。 公募に応募したが、選考に残らなかった作品。 ブラッシュアップして他の公募に応募したい。 そんな作品も添削いたします! 今回は、2025年1月応募締切の 児童文庫新人賞募予定作品の 作品の添削を承ります! 例えば、『集英社みらい文庫大賞』などになります。 詳細はコチラ! https://school.koubo.co.jp/course/childrens-fiction/ 『小学館ジュニア文庫小説賞』など、 3月応募締切の児童文庫新人賞応募予定作品の 添削申込につきましては、12月開始となります。 ご不明な点がございましたら、 公募スクール事務局までお気軽にご連絡ください。 メール:saku@koubo.co.jp ///////////////////////////////// 公募スクール 【公募ガイド元編集長の小説講座 基礎編】 いつでも学べるオンライン講座開講! ///////////////////////////////// 大好評のうちに終了した、 【公募ガイド元編集長と楽しく学ぶ小説講座 基礎編(Zoom講座)】 こちらのオンライン講座が開講しました! 公募ガイド元編集長の黒田清先生は、 長年、文芸特集を担当しアドバイスをしてきました。 現在も公募ガイドの編集として、 多くの文芸記事を担当しています。 絶妙な先生の講評で、たくさんの方が上達されています! 詳細はコチラ! https://school.koubo.co.jp/news/information/entry-12185/ ///////////////////////////////// 季刊公募ガイド連載 中村航選「プロットだけ大賞」 第7回 募集開始! ///////////////////////////////// 小説のみならず児童書や作詞など 幅広い分野で活躍する 中村航さん選 「プロットだけ大賞」。 中村さんが物語のログラインを設定。 それをもとに「プロットだけ」をつくり、 応募してもらう企画です。 大賞作品は雑誌掲載&中村先生の講評アリ。 第7回の募集を開始しました! 今回のお題ログラインはこちら。 「田舎で人付き合いをせず暮らす主人公が、 世界で起きている異変に気付いてしまい、 周囲に変人扱いされながらも世界を救う話。」 締切は2025年2月16日(日)。 奮ってご応募ください! ↓詳細はこちら https://koubo.jp/article/31092 //////////////////////////////////////// おすすめ公募5選! 11月の新着公募の中からご紹介 //////////////////////////////////////// Kouboに掲載中の2000件を超える公募情報の中から、 最近届いたおすすめ公募をご紹介します! ◆まだ間に合う! 3匹のねこちゃんに名前をつけて 「むさしのプレミアム」 ねこの名前大募集!!【11/30締切】 https://koubo.jp/contest/251725 ◆800字の自分史を! 第12回日本一短い自分史 テーマ「わが師匠」【2025/1/5締切】 https://koubo.jp/contest/251441 ◆「つや姫」に関するエピソードを575で。 15年記念 つや姫川柳コンテスト【2025/1/31締切】 https://koubo.jp/contest/251434 ◆はじまりました! 第36回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 (俳句部門)【2025/2/28締切】 https://koubo.jp/contest/251014 ◆いまからなら初挑戦も間に合う! 第8回 人間座「田畑実 戯曲賞」【2025/3/31締切】 https://koubo.jp/contest/251190
- hiron
「小説でもどうぞ」って入選するのが難しい…。
- 獏太郎への返信かずんど
獏太郎さん 『小説でもどうぞ』〈すごい〉選外佳作おめでとうございます。『割れた窓ガラス』、遅ればせながら読ませて頂きました。 心に刺さるお話ですね。ゆうぞうさんもおっしゃっていた通り、私も文学性を感じました。特に冒頭の一行が文学的でいいです。タイトルにもなっている「割れた窓ガラス」が、謎解きのようになっていてとても良かったです。 これだけ雰囲気のある内容と文章なら、人物はカタカナではなく漢字表記のほうが良かったように、私は感じました。 こういう「人」をちゃんと描いた作品、私も書いてみたいものです。……書ける気がしない (^-^;
- タカハシヒロナリへの返信かずんど
タカハシヒロナリさん 『小説でもどうぞ』〈すごい〉選外佳作おめでとうございます。『近所のすごい穴』、遅ればせながら読ませて頂きました。 近所の公園に突然あいた穴。中は「すごい」というが、どうなっているのか。日常に非現実的な何かが起きて、一体何が起きたのかが気になって、どんどん読んでしまうという構成の話、さすがうまいです。なんでこんなに読みやすいのでしょう? さすがの文章力というのも当然ありますが、子どもが主人公で、人物描写が児童文学のようになっているからというのもあるかもしれませんね。 穴の中を具体的に説明しないにしても、途中で終わらせる形でなく、ちゃんと着地させているのが見事な構成です。
- 齊藤 想への返信かずんど
齊藤想さん 『小説でもどうぞ』〈すごい〉選外佳作おめでとうございます。『すごい才能』、遅ればせながら読ませて頂きました。 昔話といえば桃太郎という、もっとも基本的な、やりつくされているであろうと思われる題材で、ここまで読ませるものに出来るなんてすごいです。パワーインフレ、スパイ映画、幕府転覆、テロ組織といった、様々なジャンルからの裏設定論議は、齊藤さんの確かな知識によって説得力を持ち、子どもたちの会話だけで作品が成立しているのだと感じました。最初は、語り部と子どもの質問バトルかと思わせておいて(ミスディレクション)、実は子どもたちのありえないレベルのオタク談義だったという構成も、読ませる作品になっている要因と感じました。
- かずんど
#第37回どうぞ落選供養 さて。W版〈善意〉の投稿も済んだし、私も『小説でもどうぞ』〈すごい〉落選供養、やっておかねばならないでしょうね。毎度、落選作をアップすることには抵抗を感じてしまいますが、これもつくログ仲間との修行。遅ればせながらアップいたします。 「高橋源一郎の小説指南 小説でもどうぞ!」 第37回 課題「すごい」応募作品 タイトル:友だちがすごい 氏名:ササキカズト 「よう来たぞ」と、俺 「チャリで来たのか?」と、吉高。 「ああ」 「すごいな、水木!」 「別にすごかないだろ」 「電車に乗らなかったんだろ」 「たかだか二駅だ」 俺は笑いながら吉高に言った。大学の入学式で「同じクラスだね」と声をかけてきた吉高とは、最初から通じ合うような何かを感じ、すぐに親しくなった。 知り合って二週間が過ぎた日曜の午後、俺は吉高に呼びだされた。壊れたパソコンを直してほしいと電話があり、彼のアパートまでやって来たのだ。 「直すのが得意って言ってただろ」 俺はたしかに壊れたものを直すのが得意だ。時計や家電製品などが壊れたとき、俺はまず叩いてみる。するとたいがい直ってしまう。たぶん何かの接触がよくなるのだろう。ほとんど直らなかったという記憶がないので、俺には特別な才能があるのかもしれない。そんな話を、先日吉高にしたのだ。 「俺のパソコンも叩いて直してくれよ」 「こういう精密機器はあまり叩かないほうがいいだろ」 日本のメーカーのノートパソコン。開いて電源を入れても起動しない。 「直しかた検索してみた?」 「いや。水木に叩いて直してもらいたいから調べてない」 そう言って吉高はパソコンをパタリと閉じた。俺のほうを見て、さあどうぞと手のひらをパソコンに向けた。 直るわけない。頭の半分でそう思いつつも、直ったら面白いな、とも思っていた。俺は、手のひらでポン!とパソコンを叩いた。 「どれどれ」 吉高がパソコンを開いて電源ボタンを押すと、ウインドウズが起動した。 「すごい! 直ったじゃん!」 これはまあ、我ながらすごいと思った。すごいすごいと、二人で笑った。 「実はテレビも壊れてるんだ」 「は? 大学入って新生活始めて、なんでもうテレビが壊れてるんだ?」 「安いから、壊れたテレビ買ってきた。水木に直してもらえばいいかなって」 「何でもかんでも直せないよ」 「いや。水木なら直せる。俺の直感だ」 五十インチの液晶テレビ。コンセント差してアンテナ線をつなぐが、画面が薄く光っているだけだ。チャンネルや設定の文字も、何も映らない。 「さあ、叩いて叩いて!」 吉高が俺をうながす。俺もなんとなくその気になって、肩などグリグリ回してみた。 「行くぞ」 俺はテレビの上のほうを、バン!と一回叩いた。 パッと画面が明るくなり、ニュースを読むアナウンサーの映像が映った。 「すごい! すごいよ水木! すごいすごい!」 二人で手を叩いて喜び、笑いながら座り込んだ。 テレビの映像を見ているうちに、二人とも真顔に変わった。ニュースで列車事故の映像が流されていたからだ。脱線事故で電車の一両目が横倒しになっている。多くのけが人がでて、三人亡くなったらしい。 「これ……」 俺が吉高のアパートを訪ねるのに、自転車を使わなかったら乗っていたはずの電車だ。 「やば……。チャリで来てよかった」 「やっぱりすごいよ、水木」 「なんとなくチャリに乗りたくなったんだ」 「無自覚だからよけいにすごいんだよ」 「ん? 無自覚?」 「それが未来予知だってこと、わかってないんだろ」 「未来予知?」 「そう。水木、お前は今日、この事故を予知して、それを回避するためにチャリで来たんだ」 「な……何言ってるんだ、吉高」 「自分が能力者だって自覚してない。今日はそれをたしかめるために、あえて事故の時間にお前を呼んだんだ。ちゃんと回避して来たので、すごいって思ったよ」 「まるで事故が起きるってわかってたみたいな……」 「俺もある程度予知できるからな。俺はもっとすごい能力あるけどな」 吉高が変なことを言いだしたので、俺は混乱していた。しかし腑に落ちるところもあった。なんとなく予感がして的中するという経験は、今までもけっこうあったからだ。 「水木。お前の予知能力はそれほど高くない。お前の本来の能力は、物質を動かしたり変化させる能力だ。叩いて直せるのはその能力なのさ。そっちをもっと伸ばしていこう」 「伸ばす? 何のために?」 「人助け、かな。ヒーローみたいな。いっしょにやろうぜ、人助け」 俺は混乱していたが、吉高が言うことに嘘はないと感じていた。通じ合う力……みたいなものを感じていたのだ。 「おい吉高。お前、列車事故を予知してたって言ったな」 「ああ」 「俺が電車に乗ってたらどうするつもりだったんだ」 「大丈夫だって予感があった」 「予感、かよ」 「それに、どのみち俺の能力を使うつもりだったし」 「お前の能力?」 「俺は時間を戻すことができるんだ。俺と、今一緒にいるお前だけ、ここまでの記憶を保ったまま、事故が起きる前の時間に戻れるんだ」 「時間を戻すだって?」 「さすがに信じられないだろうな。今からやってみるからな。お前がチャリに乗るときに時間を戻すよ。ところで事故原因はわかるかい?」 「……子どものいたずらだ。線路に……壊れた傘を置いたんだ」 そういう映像が頭に浮かんだ。 「自覚したから能力上がってきたな。じゃあ事故が起きるはずの踏切で待ち合わせだ。いたずら止めるぞ!」 吉高が俺の背中をバン!と叩いた。 ……俺は自転車にまたがるところだった。吉高のアパートにいたはずが、俺の家の前にいた。スマホで時間を見ると、事故の二十分前だ。 吉高の能力すごい! 俺は勢いよくペダルを踏みこんだ。ヒーローになったような気分に、俺はもうなり始めていた。 〈了〉
- かずんど
今週は仕事が大変でした。金曜日が提出期限の書類作成がとても大変で、毎日すごい集中力でやり続け、普段はやらない残業もやって、なんとか金曜日の夜に提出できました。心身ともに疲れて帰ると、翌土曜日が『W版小説でもどうぞ』の〆切です。しかもまだ脳内にアイデアの断片があるだけです。 帰宅後まずはダラっとして、テレビ見ながらウトウトして、夜中はいつものように録画した映画を1本鑑賞(ラース・フォン・トリアー監督『エピデミック~感染病』)。金曜土曜は深夜に映画を見るのがルーティン。 深夜26時くらいから『小どぞ』書き始めました。4枚くらいは順調に書けましたが、やはりうまいまとめかたが思いつきません。コタツでパソコンを開いたままウトウトを繰り返し、朝5時頃になってまとめるアイデアを思いつきました。それからまた、断片的な睡眠の間に推敲を繰り返し、夕方に完成。さきほど投稿完了しました。もう1作、5枚にまとまらず投げ出していた作品はやはりボツにしました。今回も1作で勝負です。 〆切の6時間以上前の投稿ですから余裕余裕。それより今週は仕事の〆切がきつかった。火曜日あたりに「これ、絶対に間に合わない、無理!」って思っていました。 なんなんでしょう、この〆切地獄。いや、これはこれでやりがいとか楽しさもあるので、〆切天国なのかもしれません。
- ゆうぞう
先日表彰式に出かけた「清流の国ぎふショートショート文芸賞の作品集」が本日公開されました。 https://www.g-kyoubun.or.jp/soshiki/4/short2-sakuhin.html お時間のある方は、1位の「文芸大賞」と2位の「特別審査委員賞」の作品を読んでください。会場で作品集をいただき、早速読んだ二作品とも私は度肝を抜かれました。 ショートショートでこんなことができるんだ、と。 前者は純文学、後者はシュール。わずか原稿用紙三枚でこんなことができるんだとため息が出ました。 もっとお時間のある方は、拙作51-52 入選「優しさの欠片」を読んでください。本名で応募しております。なお、順番はアイウエオ順です。 拙作の感想は結構です。読んでいただけるだけで。上位の作品と並べられると恥ずかしいくらいですから。 でも、「入選」に選ばれたので、「小説でもどうぞ」を頑張ろうとやる気を出しております。
- 村山 健壱
W選考委員版「小説でもどうぞ」第11回「善意」提出しました。 川柳も頑張ります。
- 初川 鳳一
新作ショートショート公開しました! おばけおばけしてる:https://short-short.garden/S-uCTxCv 今回もホラー系です。あんまり怖くないかな。 オチが考えやすいんで短時間で創作できます。 駄文、拙文お許しください。 「小説でもどうぞ」に参加したいし、「プロットだけ大賞」にも参加したい……! でも、アイデアが出ない!時間がない!(という言い訳です)
- 村木志乃介
小説でもどうぞW「善意」をなんとか10月末に応募しました。
- 陽心
小説でもどうぞの演技が今日にはあがりそうです。一回一通です。LAドジャースとYベイスターズが優勝で、青が今年のラッキーカラーのようですから、ブルー陽心の筆名でいってみようかと血迷いましたが、いつものやつで投稿します。
- 齊藤 想
「第41回小説でもどうぞ」テーマ「ときめき」 https://koubo.jp/article/30399 今日は第3作を書く。 うん、ラスト以外は自分なりに良くできた。 けど、テーマがあいまいというか拡散気味のため、ラストがいまいち綺麗に締まっていない。 ここは改善の余地あり。 まあ、自分なりによくできたと思った作品の成績がいまいちなので、少し改善の余地ありぐらいでちょうど良いのかも。 来週から推敲を始めます。今日はここまで。
- 齊藤 想
「第41回小説でもどうぞ」テーマ「ときめき」 https://koubo.jp/article/30399 今日は第2作を書く。 書き始めるまでは悪戦苦闘したけど、手を付けたら1時間半ぐらいで最後までたどりつく。 明日は3作目といきたいけど、手もとにあるのはボツアイデアのみ。 『ときめきメモリアル』のパロディで『土器めきメモリアル』なんて話を書いては絶対にダメですね(汗) 登場するキャラは土器ばかりで、ヒロインは『土器ンちゃん』とか、ああ、どうしようもない発想に頭を支配され中……。
- 齊藤 想
第2回「ラストで君は「まさか!」と言う」 https://koubo.jp/contest/245426 テーマ「ホラー」の推敲を進める。募集要項を確認するとAIの使用不可とは書かれていないので、とりあえずChatGPTに作品の意見を聞いてみる。 「冗長」「児童文学にしては設定が複雑」「キャラの描写が薄い」とバッサリと斬り倒される。 うーん。言われてみると、その通り。 前半を中心に3500文字中1500文字ぐらいを削り、メイン設定は残しつつ細部は省略。会話を増やしてキャラ描写を追加する。2900字前後になる。 ここまで書き直すと、基本的に推敲はいちからやりなおしです。 もう心が折れそうなので、今週はここまで(汗) 「第41回小説でもどうぞ」テーマ「ときめき」 https://koubo.jp/article/30399 とりあえず第1作を書きましたが、スランプは継続中で、いつもの3倍ぐらい時間がかかりました。おまけに1度で書けずに、3回に分けてチョコチョコと書き足すという効率の悪さ。おまけにちゃんとしまっていない。 明日は第2作に取り組む予定ですが、頭の中でストーリーがまとまりきるかどうか。 とりあえず映画でもみて気分転換します。はい。
- remchanへの返信remchan
なるほど〜。 でもこのやり方は〜あまり好きではありません。まぁ仕方ないので、他ので頑張ります。かずんどさん『W選考委員版小説でもどうぞ〈善意〉』頑張って下さい😊私もカキカキします!今、ペンが止まってますが¯\(◉‿◉)/¯
- remchanへの返信かずんど
remchanさん 『京都やおよろず文学賞』のX(Twitter)には「この冊子掲載作の中から最優秀賞・佳作作品が選ばれます」とは書いていないので、最優秀賞・佳作作品だけはまだ伏せているという可能性もゼロではないと思いますが、普通に考えれば、実質この20名がノミネートではないかと推測しました。0.1%くらい希望を捨てずに11月9日を待ってみますか(笑)。 まあとにかくお互い、他のを頑張りましょう。結果に関わらずそれだけははっきりしています(笑)。私はまず『W選考委員版小説でもどうぞ〈善意〉』ですが、今日はまだ頑張ってません。(^-^;
- 齊藤 想
「第37回小説でもどうぞ」で選外佳作に選ばれました。 文字数足らずですが、残していただきありがとうございます。 ちなみに、いつもと名前が違います。 投稿するときに名前を間違えたかも(汗) 「第40回小説でもどうぞ」を3作応募しました。 創作手法でいろいろ悩み気味なので、早めに投稿して次に向かおう、という気持ちです。 第41回のテーマは「ときめき」ですね。 まったくときめかないアイデアが浮かび中……。
- 小説でもどうぞ【公式】
第37回の結果発表が出たということは、今回もやります!! ✨✨✨✨✨✨ #第37回どうぞ落選供養 ✨✨✨✨✨✨ 面白い作品ばかりだったという今回。 あなたの落選しちゃったその作品も、面白かったんじゃないですか? 落選したからと言ってその作品に価値がないわけではありません! 「第37回小説でもどうぞ」にご応募いただいた作品 ・今回こだわった部分や、思い入れのある一文 などを、こちらのハッシュタグをつけて投稿してください! みなさまの大切な創作にかける思いを共有しあえたらと思っています。 今回参加されなかった方も、今後の創作活動に向けて意見交換や刺激をもらえる場としてぜひご活用ください。 「小説でもどうぞ」をいっしょに盛り上げていきましょう💁♂️ #小説でもどうぞ
- かずんど
31日は〆切ギリギリ戦士たちの戦いの報告があっていいですね。今回私は『小説でもどうぞ』〆切3日前に投稿してしまったので戦わない〆切日でした。 あ、でも『公募ファンクラブ』『あなたとよむ短歌』『東野圭吾を爆流(バズ)らせろ!』などを23時すぎに投稿したので、すこしギリギリを味わいました。 で、『小説でもどうぞ』〈すごい〉が発表されましたね。今回ひさしぶりに日付変わってすぐに発表されませんでしたね。でも30分くらいだから大丈夫。もう寝ようかと思ったけど(笑)。 つくログ常連さんも何人かお名前がありますね。おめでとうございます。自分が落選してもこういう楽しみがあるので、この『小どぞ』は特別です。 私は今回は落選。W版〈善意〉をがんばりたいけど、テーマ難しいですね。ま、切り替えてがんばろっと。
- 島本貴広
39回小説でもどうぞ応募しました。脳が死んでて文章書けない状態に陥っていましたがなんとか完成させられた………
- みぞれ
小説でもどうぞ「善意」だけは、どうしても応募したい……けれど、書く時間がない😇
- 齊藤 想
「第11回小説でもどうぞW選考委員版」テーマ「善意」を3作応募する。 https://koubo.jp/article/29602 推敲すればするほど、何が良いのか分からなくなってしまい、このタイミングで割り切ることにする。 自分の中で作品の基準がブレ始めてしまい、どうにもこうにもならない状態。 スランプなのか、それとも成長中なのか……。