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国境を超える創造力:「CLIP STUDIO PAINT」×「Ankama Éditions」ファンアートコンテストが才能を開花

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報道発表
株式会社セルシスプレスリリースより引用

デジタルアートの世界に新たな風を吹き込む試みが、フランス語圏のクリエイターたちを熱狂させている。株式会社セルシスが開発・提供するイラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」と、フランスの出版大手「Ankama Éditions」が共催したファンアートコンテストの結果が、10月18日に発表された。

 

このコンテストは、人気マンガ「ラディアン(Radiant)」とそのスピンオフ作品「シファンディールクロニクル(Cyfandir Chronicles)」をテーマに開催。参加者たちは、既存キャラクターのファンアートや、オリジナルの魔法使いキャラクターの創作に挑戦した。

グランプリに輝いたのは、ファンアート部門ではElfe Carter氏、「イマジン・ユア・オウン・ウィザード」部門ではAieris氏の作品。両者の作品は、独創性と技術の高さが評価された。

 

受賞者には総額3,200ユーロの賞金のほか、「CLIP STUDIO PAINT」ソフトウェアや、原作者Tony Valente氏とデザイナーNaokuren氏のサイン入り色紙が贈られる。さらに、受賞作品は2025年発売予定の単行本『Radiant 20巻』と『Cyfandir Chronicles 2巻』の特典ページに掲載されるチャンスも用意されている。

セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」は、すでに4,000万人以上のユーザーを持つ人気アプリ。その使いやすさと高機能性が、アマチュアからプロまで幅広いクリエイターに支持されている。

 

一方、Ankama Éditionsは2005年の設立以来、斬新で独創的なマンガやコミックを提供し続けているフランスの出版社。メディアやジャンルの壁を越えた新しい形の物語づくりに挑戦している。

このコンテストは、デジタル技術と出版業界の融合、そして国境を越えたクリエイティブな才能の発掘という点で、画期的な取り組みだと言える。セルシスは今後も、様々な国と地域に向けたコンテストやイベントを通じて、世界中のクリエイターの創作活動をサポートしていく方針だ。

デジタルツールの進化と、国際的なコラボレーションの機会が増えることで、マンガやイラストの世界はさらなる発展を遂げそうだ。このコンテストは、そんな明るい未来への一歩となるかもしれない。

 

出典:https://www.clipstudio.net/fr/radiantcspcontest/