創業100年を超える老舗石材店、株式会社松戸家が、新しい供養の形として注目を集める樹木葬をテーマにした川柳コンテストを開催する。「第1回樹木葬川柳コンテスト」と銘打たれたこの企画は、樹木葬や関連する供養、家族に関する川柳を広く募集するもので、10月21日から12月20日まで応募を受け付ける。

このコンテストの特徴は、現代の葬送文化の変化を反映したテーマ設定にある。樹木葬は、環境への配慮や維持管理の簡便さから近年注目を集めており、そこには現代社会の価値観や家族観の変化が垣間見える。そうした新しい供養の形を、日本の伝統的な短詩型文学である川柳で表現するという試みは、文化の連続性と変化を同時に捉える興味深い取り組みだ。

賞金も魅力的だ。最優秀賞にはAmazonギフト券30,000円分、優秀賞10名にはそれぞれ5,000円分が贈られる。これは、応募者の創作意欲を刺激するだけでなく、樹木葬という概念をより多くの人々に知ってもらう狙いもあるだろう。

応募は専用フォームから行うことができ、一人何作品でも投稿可能。入賞作品の発表は2025年1月15日を予定しており、入賞者にはメールで直接連絡が入る。

樹木葬に関心のある人はもちろん、家族や供養について考えを巡らせたい人、あるいは単純に川柳創作を楽しみたい人など、幅広い層の参加が期待される。この機会に、自分なりの樹木葬観を17音に込めてみてはいかがだろうか。

出典：https://mazdoya.co.jp/jyumokusou_flowerge/senryucontest/