京都芸術大学の学生3名が中信デザインコンテストで受賞!新しい視点のデザインが高評価
京都中央信用金庫主催の「中信学生デザインコンテスト2024」で、京都芸術大学の学生3名が各部門で受賞を果たした。全15校から寄せられた146作品の中から選ばれた快挙となった。
3年生の山田萌瑛さん(イラストレーションコース)は、来場者投票で最多得票を獲得しオーディエンス賞に輝いた。施設名「Oasis」から着想を得た水辺の木と、成長を象徴する双葉を組み合わせた斬新なロゴデザインが評価された。
同じく3年生の笹原まなさん(ビジュアルコミュニケーションデザインコース)は、株式会社リアルスタイル賞を受賞。たんぽぽをモチーフに、施設を利用する人々の日常に寄り添う温かみのあるロゴを制作した。
2年生の福田あやさん(マンガコース)は中信ポスター賞を受賞。少女の髪と手から溢れ出すデザインの表現を通じて、「頭の中にあるものを手で具現化する」という創造のプロセスを表現した作品が高く評価された。
2008年から続くこのコンテストは、次世代を担う学生たちの創造力を発掘し、産学公連携を通じた地域企業の発展を目指している。受賞した3名の作品は、それぞれの専門性を活かしながら、社会実装を意識した新しい視点のデザインを提示した点が特徴的だ。