「100万円+書籍化も!ソニー銀行が"お金を学ぶ絵本大賞"を開催、金融教育の新たな取り組みに注目」
金融教育の新しい形として注目を集めているのが、ソニー銀行が主催する『お金を学ぶ絵本大賞』だ。この度、2024年11月20日から応募受付を開始することが発表され、業界内外から大きな反響を呼んでいる。
本コンテストの特徴は、大賞受賞作品に100万円という賞金に加え、出版化が約束されている点にある。対象となるのは6~8歳(小学校1~3年生)向けの金融教育絵本で、お金や経済にまつわる内容であれば、ストーリー展開は自由となっている。
応募資格は問わず、プロ・アマチュアを問わない点も特徴的だ。作品は2025年3月17日までYOMO絵本サイトでの入稿、もしくは郵送での応募が可能となっている。また、応募された作品は審査基準を満たしたものに限り、すべてYOMO絵本サイトで公開・販売される仕組みとなっている。
ソニー銀行は「お金は、個人がよりよく生きるための道具」という考えのもと、次世代を担う子どもたちの育成支援に注力している。今回のコンテストは、その理念を具現化する取り組みの一環として位置付けられている。
大賞作品の選考結果は2025年5月下旬に発表される予定で、大賞に次ぐ特別賞(1作品)には5万円の賞金が用意されている。金融教育の新たな可能性を切り開くこの試みに、出版業界からも熱い視線が注がれている。