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伊坂幸太郎、デビュー25周年記念作は近未来SF?!新作『楽園の楽園』で人工知能の謎に挑む

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報道発表
プレスリリースより

ベストセラー作家・伊坂幸太郎の作家デビュー25周年を記念する新作小説『楽園の楽園』が、2025年1月22日に中央公論新社より発売されることが決定した。デビュー以来、独特の世界観と巧みな物語展開で多くの読者を魅了してきた伊坂が、記念すべき節目に選んだのは、人工知能をテーマにした近未来小説だ。

本作は暴走した人工知能〈天軸〉を巡るミステリアスな物語。世界が混乱に陥る中、開発者が残した謎の絵画〈楽園〉を手掛かりに、個性的な名を持つ三人の主人公たち―五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗が冒険の旅に出る展開が予告されている。

注目すべきは、本作が「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」と謳われている点だ。気鋭のアーティスト・井出静佳による装画・挿絵が物語を彩り、視覚的な魅力も兼ね備えた一冊となる。

2000年『オーデュボンの祈り』でデビューして以来、『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など数々の話題作を世に送り出してきた伊坂。本屋大賞や山本周五郎賞など、その作品は多くの文学賞を受賞している。25周年という節目に、著者が「物語とは何か」を掘り下げた本作に、早くも読者の期待が高まっている。

出典:https://www.chuko.co.jp/special/rakuennorakuen/