幻の名作映画からカンヌ注目作まで!映画ファン垂涎の"パイロット映像"20作品が渋谷に集結
映画やアニメの企画段階で制作される"パイロットフィルム"に特化した映画祭「渋谷パイロットフィルムフェスティバル」が、2024年12月14日に渋谷・シネクイントで開催されることが発表された。
本映画祭では、50年以上前に制作された『ルパン三世』のシネスコ版や、"幻の実写映画"として語り継がれる大友克洋監督の『童夢』など、貴重な映像作品が一挙公開される。さらに、2024年のカンヌ国際映画祭で話題を呼んだ『化け猫あんずちゃん』や、近日公開予定の『ホウセンカ』『つるばみ色のなぎ子たち』など、旬の作品のパイロット版も上映される。
映画評論家の叶精二氏や、『この世界の片隅に』の片渕須直監督をはじめとする豪華ゲストによるトークセッションも実施。映画制作の舞台裏や、作品に込められた情熱について語られる予定だ。
パイロットフィルムとは、本編制作前に作られるテスト映像のこと。企画書や脚本では伝えきれない作品の魅力を映像化し、制作チームや資金調達に活用される。本イベントは、『HIDARI』監督の川村真司と『KILLTUBE』監督の栗林和明が発起人となり、これまで一般公開の機会が少なかったパイロット映像を広く紹介する初の試みとなる。
チケットは各プログラム1,600円。オンラインおよび劇場窓口で販売中だ。