東北の観光振興に学生の新鮮なアイデアを取り入れる画期的な取り組みが始動する。JAF宮城支部は、仙台市および東北観光推進機構との共催で、「仙台・東北 学生ドライブスタンプラリーコンテスト2024」の審査会を12月6日に開催することを発表した。

東北のゲートウェイである仙台市を舞台に、産学官が連携して実施されるこのコンテスト。宮城県内の3大学から5チームがエントリーし、東北の観光振興についての斬新な提案を競い合う。注目すべきは、最優秀賞に選ばれた企画が実際のドライブスタンプラリーとして実現される点だ。これは学生のアイデアを単なる机上の空論で終わらせない、実践的な地域貢献の機会となる。

審査会は日立システムズホール仙台のエッグホールで開催され、各チームが10分間のプレゼンテーションを行う。審査員による評価に加え、参加チーム同士での投票による「学生賞」も設けられている。最優秀チームには提案内容の実現化に加え、5万円相当の商品券が副賞として授与される。

本コンテストには東北6県すべてが後援として名を連ねており、地域を挙げての取り組みとなっている。ドライブ観光を通じた交流人口の拡大と地域活性化という課題に、若い感性で挑む学生たちの提案に期待が集まる。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005593.000010088.html