素人でも漫画家デビューの夢へ!ジャンプ+新人発掘コンテストで大賞作品が誕生 ─ 人気作家・三輪ヨシユキ氏が作画担当へ
集英社が展開するコンテンツ制作アプリ「World Maker」で開催された「ジャンプ+ワールドメーカーコンテスト2」の最終選考結果が発表された。4万6,000人を超えるユーザーから寄せられた11万4,000以上の作品の中から、高遠早氏の『ティアドループ』が見事大賞を受賞。賞金50万円の獲得に加え、人気漫画家・三輪ヨシユキ氏による作画で「少年ジャンプ+」への掲載が決定している。
World Makerは、漫画ネームや映像コンテンツのコンテを制作できるアプリサービス。600万種類以上のパーツを組み合わせることで、絵が描けない人でも最短10分で漫画ネームを作れる画期的なツールだ。大賞受賞者の高遠早氏は「三輪先生の作品を一読者として楽しんでいたので、まさか自分の作品を作画していただけるとは思ってもいませんでした」と喜びを語っている。
審査員を務めた三輪ヨシユキ氏は「作画でしか漫画が描けない私にとって、応募作品はどれも面白く、お話が作れるのっていいなぁと思いました」とコメント。また「少年ジャンプ+」中路靖二郎編集長は「World Makerというツールを使って形にすることができるという事が審査する立場としても新鮮な驚きでした」と述べ、才能発掘の新たな可能性に期待を寄せている。
なお、佳作には鴨居かふ氏の『ゆらゆら揺らるる』と夏山飴氏の『火遁と鼻毛』が選出され、それぞれAmazonギフト券1万円分が贈られた。大賞作品の掲載時期については、World Maker公式サイトや公式SNSで後日発表される予定である。