KADOKAWAとカカオピッコマが電子マンガ革命!毎日無料で最新話が読める「MANGAバル」が登場
出版業界に新たな風が吹き込む。KADOKAWAとカカオピッコマが手を組み、電子マンガ界に革命を起こす。両社は業務提携を結び、画期的な電子マンガマガジン「MANGAバル」を12月16日にローンチする。この新サービスでは、毎日更新される連載作品の最新話を無料で楽しめるという。
「MANGAバル」は、KADOKAWAの多彩なIP創出力とカカオピッコマの強力なプラットフォーム基盤を融合させた野心的なプロジェクトだ。週7作品の連載を予定しており、アクションやファンタジー、少年少女向け、青春ものなど、幅広いジャンルをカバーする。各作品は週1回、指定された曜日に更新され、更新当日なら誰でも最新話を無料で読むことができる。
この提携の背景には、電子書籍市場の急成長がある。KADOKAWAの電子書籍事業は過去5年間で年平均15.3%の成長を遂げており、今後もコミックジャンルを中心に市場拡大が見込まれている。一方、カカオピッコマの「ピッコマ」は、2023年度に日本国内で年間取引金額1,000億円を突破し、日本アプリ市場消費者支出1位を達成するなど、めざましい成長を遂げている。
両社は本提携を通じて、国内最大級のIP創出装置の創造を目指す。KADOKAWAは、従来得意としてきた「異世界もの」にとどまらず、さまざまなジャンルで新たな作品を高頻度で生み出す計画だ。また、新人作家の発掘・育成にも力を入れ、IP創出力のさらなる強化を図る。
「MANGAバル」は、カカオピッコマの人気アプリ「ピッコマ」内で展開される。ユーザーは「ピッコマ」アプリの最新バージョンまたは公式サイトから、この新サービスを利用できる。カカオピッコマは、トップ画面に「MANGAバル」専用の表示領域を設け、最適なUI/UXを提供する。さらに、SNSを活用した販促活動も展開し、作品の魅力を最大限に引き出す。
この革新的なサービスは、マンガ愛好家たちに新たな読書体験をもたらすだけでなく、電子書籍市場全体に大きな影響を与える可能性を秘めている。KADOKAWAとカカオピッコマの強力なタッグが、日本のマンガ文化にどのような変革をもたらすのか、今後の展開が注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000016038.000007006.html