マツダCX-80が「オートカラーアウォード2024」制覇!溶ける銅の魅力に審査員も絶賛
自動車業界で注目を集める「オートカラーアウォード2024」のグランプリが決定した。栄えある第一位に輝いたのは、マツダ株式会社の「MAZDA CX-80」のメルティングカッパーメタリックだ。このコンテストは、一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が主催する、モビリティのカラーデザインを評価する権威ある顕彰制度である。
グランプリを獲得したマツダCX-80のカラーデザインは、「ELEGANCE & EMOTION」をテーマに掲げ、デザイナーとペインターの共創と挑戦によって生み出された。エクステリアカラーの「メルティングカッパーメタリック」は、その名の通り溶けるような銅をイメージしたもので、洗練された柔らかな光を放つ。
審査員からは「カッパーの新しい表現を追求し、見事に実現した」「内外がしっかりコーディネートされ、カラー、マテリアル、フィニッシュの3つのバランスが完璧に仕上がっている」との高評価を得た。さらに、クリエイターや技術者など様々な領域の人々が価値観を共有し、一つの作品を作り上げた点も、デザインの完成度を高めたと評価された。
インテリアデザインも見逃せない。「Graceful Toughness」をテーマに、艶をコントロールした黒基調の素材でまとめられている。大胆な骨格表現と繊細な差し色のバランスが、洗練された大人の余裕を感じさせる空間を創出している。
特別賞には、スズキ株式会社の「スイフト」が選ばれた。「クールイエローメタリック ガンメタリック2トーンルーフ」という斬新な配色が、次世代に新しいエネルギーを注入する色として評価された。
「オートカラーアウォード」は1998年に始まり、今回で26回目を迎える。対象は日本国内市場向けに販売されるモビリティのカラーデザインで、市場への影響力や企画力、色域への挑戦などが評価される。自動車メーカーにとって、このアワードでの評価は大きな意味を持つ。
今回のグランプリ受賞は、マツダのデザイン哲学と技術力の高さを改めて示すものとなった。自動車業界におけるカラーデザインの重要性が増す中、今後も各メーカーの創意工夫が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000036780.html