鈴木マサルの新作招き猫が瀬戸に集結!平面と立体の境界を探る陶芸展が開催
テキスタイルデザイナーとして知られる鈴木マサルが、新たな挑戦として瀬戸焼の世界に足を踏み入れる。2025年1月9日から2月24日まで、愛知県瀬戸市のSTUDIO 894ギャラリーにて「CERAMIC ART EXHIBITION -平面と立体の境界-」が開催される。
本展では、鈴木が2023年から取り組んできた瀬戸焼の立体作品とタイルを中心に、これまでの作品も含めて展示される。注目の新作は、リバーシブルで飾ることができる招き猫だ。表面は右手上げ、裏面は左手上げとなっており、各面に異なるメッセージやパターンが施されている。また、呉須で絶妙な色彩バランスを調整した瀬戸焼のタイルも14点初公開される。
鈴木は本展について「平面から立体、量産プロダクトから手痕が濃く残る作品群を是非ご高覧ください」とコメント。デジタルを介する普段の仕事とは異なる、フィジカルな制作への思いが込められている。
展示作品の中には、「lovepeace」「mugiwaraamime」「welgood」といった愛らしい名前の招き猫シリーズや、「botanical」「daisy」「bonsai」などのタイル作品が含まれる。これらの作品を通じて、鈴木の独特の感性が生み出す、シンプルでありながら温かみのある美しさを体感できるだろう。
また、1月12日には鈴木本人によるトークイベントも予定されている。会場での参加のほか、STUDIO 894の公式YouTubeチャンネルでのライブ配信も行われる。
瀬戸のやきもの体験型複合施設STUDIO 894で開催されるこの展覧会は、1000年以上の歴史を持つ瀬戸焼の伝統と、現代アートの融合を体感できる貴重な機会となりそうだ。日常に彩りを添える鈴木マサルの世界観を、立体作品を通して楽しめる展示となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000126949.html