金魚が舞う!アートアクアリウム美術館で本格的な蒔絵を手軽に楽しめる「金蒔絵シール」が登場
銀座三越内にあるアートアクアリウム美術館 GINZAのミュージアムショップで、新たに「金蒔絵シール」の販売が開始された。この商品は、日本の伝統工芸である蒔絵の美しさを、誰でも手軽に楽しめるようにしたものだ。
蒔絵は奈良時代に起源を持つ日本独自の漆工芸技法で、漆で描いた文様に金属粉や貝粉を蒔いて装飾する。今回発売された金蒔絵シールは、この伝統技法の精緻な美しさをそのままに、専門職人が全て手作業で製作している。
新商品として登場したのは、千代紙金魚、赤黒金魚、オーロラ金魚の3種類。千代紙金魚は千代紙の紋様を金のフチで仕上げた横向きの金魚、赤黒金魚は展示作品「新金魚品評」をイメージした上から見た金魚と水草のセット、オーロラ金魚は館内を泳ぐ実際の金魚をモデルにしたものだ。価格は660円から1,650円(税込)となっている。
これらの金蒔絵シールは、グラスなどのクリアなガラス製品に貼ると特に華やかな印象を与える。日本の伝統美を現代的にアレンジしたアートアクアリウム美術館ならではの商品として、注目を集めそうだ。
金蒔絵シールを手がけるのは、300年の歴史を持つ老舗専業メーカー「金座 浅野商店」。日本最高級の金粉を使用し、伝統の技を生かした製品づくりで知られている。
アートアクアリウム美術館 GINZAは、様々な種類の金魚が優美に舞い泳ぐ水槽作品を、光彩と音楽、香りで演出したアート空間。江戸時代から続く金魚鑑賞文化を現代的に表現し、幻想的な世界を創り出している。2022年5月のオープン以来、四季の移ろいを通年で楽しめる常設施設として人気を博している。
入場料は事前予約のWEBチケットが2,500円、当日券が2,700円。営業時間は10時から19時まで(最終入場18時)で、休館日は銀座三越に準じる。詳細は公式サイト(http://artaquarium.jp/)で確認できる。
日本の伝統工芸と現代アートが融合した金蒔絵シール。アートアクアリウム美術館 GINZAでの新たな体験と共に、日本文化の魅力を再発見する良い機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000060756.html