宮崎県延岡市で開催される「Connect & Create NOBEOKA Movie Festival 2024」が、さらなる進化を遂げて帰ってきた。この独特な映像祭は、縦型ショートムービーに特化した全国でも珍しい取り組みとして注目を集めている。

昨年の第1回開催で大きな反響を呼んだこの映像祭。制作された作品は動画共有サイトで累計2,000万回以上の再生を記録し、国内外の映画祭で数々の賞を受賞するなど、その影響力は想像以上に広がっている。

今年は全国から選ばれた12組のクリエイターが、最長20日間にわたって延岡市に滞在。地域の人々と交流しながら、延岡の魅力を新たな視点で捉えた作品制作に挑戦している。注目すべきは、20代から70代までの幅広い世代のクリエイターが参加していることだ。

映画『カメラを止めるな！』で知られる上田慎一郎監督がメンターとして参加し、クリエイターたちに独自の視点を伝授。さらに、地元の有志サポーターによる運営事務局も発足し、地域を挙げてこのプロジェクトをバックアップしている。

映像祭当日は、クリエイターたちの作品上映はもちろん、地元の人々による飲食ブースの出展や学生ワークショップの成果展示なども予定されており、まさに地域と映像の融合を体感できるイベントとなりそうだ。

「エンタメのまち延岡」を目指すこのプロジェクト。若者の地方離れや関係人口の増加といった課題解決にも一石を投じる可能性を秘めている。縦型映像という新しい表現方法で、地方都市の魅力を全国に発信する試み。その成果に、今から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000004703.html