渋谷区の老朽化マンション「セゾン代官山」を舞台に、1月9日から28日までの期間限定で「ART × SHORT FILM ギャラリー」が開催される。このユニークなイベントは、国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア（SSFF & ASIA）と連動し、アートと短編映画の融合を目指している。

ギャラリーでは、世界的に有名な森村泰昌や束芋をはじめ、計12名のアーティストによる映像作品が展示される。壁面に設置された10台以上のモニターで各作品を鑑賞できるほか、TikTokで人気の神谷佳美による渦のアートが空間全体を彩る。

注目の作品には、森村泰昌の『動く電気服2010（田中敦子のために）』や束芋の『veni-imo: TABAIMO teleco-soup, 2011』などがラインナップ。これらの作品は、アーティストの独特な視点や表現方法を通じて、観る者を魅了する。

イベント期間中の1月15日には、映画コメンテーターのLiLiCoさんとアーティストの束芋さんによる特別トークイベントも予定されている。映画とアートの世界における表現方法やメッセージの伝え方について、深い洞察が得られる貴重な機会となりそうだ。

このイベントは、解体予定のマンションを活用した「アートゴールデン街」プロジェクトの一環として開催される。1階と2階がデジタルアート・ギャラリーとして使用され、3階以上の住居区画はアーティストによる表現の場となる。

チケットは公式サイトから購入可能。アートと映画の融合という新しい体験を求める方々にとって、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000273.000037516.html