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【京都】谷本真理の新作展「ぶつ切り、潜水」が開幕!化粧土を駆使した陶芸作品が織りなす不思議な世界

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報道発表
《Wild things》ceramic/φ15.5×H15cm/2024(プレスリリースより)

京都の文化発信拠点として知られる京都 蔦屋書店で、注目の若手アーティスト・谷本真理の個展「ぶつ切り、潜水」が開催される。2025年1月10日から2月3日まで、6Fアートスクエアにて約30点の作品が展示される。

谷本真理は、彫刻・陶・絵画など多様な表現方法を用いて、独特の世界観を表現するアーティストだ。今回の展示では、これまでほとんど使用したことのない化粧土を用いた新作が発表される。赤土の上に白い土で化粧を施し、素地の色との対比を活かした絵付けを行うことで、同じ陶器の表面上に異なる質感を生み出すという。

展示作品は、手のひらサイズの小作品から高さ約60cmの大型作品まで、バラエティに富んだラインナップとなっている。谷本は自身の制作プロセスについて、「ぶつ切り」と「潜水」という言葉で表現する。思考が断片的に浮かび上がる「ぶつ切り」の感覚と、制作中の静謐な「潜水」の状態が、独創的な作品を生み出す源となっているようだ。

谷本の作品の特徴は、釉薬や絵の具がもたらす偶然性と、作家の意図が絶妙に調和している点にある。彼女は「頭の中は忙しいが、作っている時は水の中に潜っているような感覚」と語り、その独特の創作プロセスが作品に反映されている。

展示作品は会場での販売のほか、アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも購入可能。美術ファンはもちろん、陶芸や現代アートに興味のある方にとって、見逃せない機会となりそうだ。

京都の伝統と現代アートが融合する京都 蔦屋書店。その6階で開催される本展は、京都の文化シーンの最前線を体感できる貴重な機会となるだろう。入場は無料なので、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001014.000058854.html