未来のクリエイターに光を!JR新宿駅の巨大ビジョンで学生の作品が1年間輝く
新宿駅東南口に設置された大型デジタルサイネージ「K-vision」が、若手クリエイターの登竜門として注目を集めている。株式会社ルミネアソシエーツと東京デザイン専門学校が手を組み、学生たちの斬新なアイデアを世界に向けて発信する場を提供している。
今回の企画では、「グローバル」をテーマに学生たちが15秒の映像作品を制作。厳正な審査の結果、3作品が選ばれ、1年間にわたってK-visionで放映される。大賞に輝いた井上葉月さんの作品「High Five」は、多様な人々が画面上でハイタッチを交わす参加型の映像。審査員からは「テンポがよく、人の心を明るく活性化させる」と高い評価を得た。
ヴィジュアルデザイン賞を受賞した平井瑠里さんの「共創」は、国旗を巧みに使ったアニメーションで世界の結びつきを表現。ニュウマン新宿店賞の堀部優名さんによる「Words color the world」は、言葉の力で世界が彩られていく様子を色鮮やかに描き出している。
K-visionは、新宿駅の乗降客が多い東南口に設置された120インチのLEDビジョン。高所設置の広告とは異なり、歩行者の目線の高さに位置することが特徴だ。この「徹底目線主義」により、通行人との双方向のコミュニケーションが可能となり、広告効果の向上が期待できる。
ルミネアソシエーツは、この取り組みを通じて広告媒体としての価値向上だけでなく、新たな才能との出会いの場を創出することを目指している。今後も次世代クリエイターの発表の場として、K-visionを活用していく方針だ。
新宿の街に若いクリエイターたちの感性が溢れ出す。彼らの作品は、多様な人々が行き交う新宿の風景に新たな彩りを添えることだろう。未来のクリエイターたちの挑戦に、是非注目してほしい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000125630.html