「回転する世界」を捉える写真家・小見山峻の新展示!ニコンプラザで開催される「roundabout」展が見逃せない理由
写真愛好家や芸術ファンに朗報だ。株式会社ニコンイメージングジャパンが、注目の写真家・小見山峻の新作展「roundabout」を開催する。この展示は、ニコンプラザ東京・大阪の「THE GALLERY」にて2025年1月28日から順次公開される。
小見山峻は、「現実の出来事に対する視点を記録する」という写真の本質を追求し、コンピュータによる合成加工に頼らずにグラフィカルな世界を構築する独自のスタイルで知られている。今回の展示テーマ「roundabout」は、私たちを取り巻く「回転」をモチーフにしている。
作家自身のコメントによれば、「僕たちはしばしば、回転によって運ばれてゆく。車輪であったり、時間であったり、感情であったり、そしてこの地球であったり」と、日常に潜む回転の概念を探求している。カメラや被写体を様々な方法で回転させることで、常に何かに回転させられている私たちの姿を、最も客観的に捉えようとする試みだ。
小見山の経歴も注目に値する。2018年にはJWアンダーソン主催の国際コンペティションでファイナリストに選出され、海外からも高い評価を得ている。また、2021年には渋谷PARCOの屋上を使用した大規模インスタレーション展示を成功させるなど、常に新しい表現に挑戦し続けている。
「THE GALLERY」は、ニコンが写真文化の普及・向上を目的として2017年に開設した展示場だ。ここでは、ニコンの最新機材を駆使して撮影された質の高い作品が展示される。小見山の作品がこの場所で披露されることは、彼の技術と芸術性が高く評価されている証左といえるだろう。
展示は東京で2025年1月28日から2月10日まで、大阪では2月20日から3月5日まで開催される。開館時間は10時30分から18時30分まで(日曜日休館、最終日は15時まで)。写真を通じて世界の新たな側面を発見したい方、アートの最前線を体験したい方にとって、見逃せない機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000016573.html