ライカギャラリー50周年、世界26都市で写真文化を牽引


ライカギャラリー開設50周年の歩みと現在地
ライカカメラ社は2026年、ライカギャラリー開設から50年の節目を迎える。1976年4月、本拠地ドイツ・ウェッツラーに最初のライカギャラリーが開かれ、芸術文化に対する企業貢献の礎が築かれた。この50年間で世界各地に26のライカギャラリーを設置するまでに成長を遂げ、国際的なネットワークが構築されている。
各ギャラリーは写真を芸術として、時代を映す記録として、地球規模で人々の声を代弁する存在として捉え、それを可視化し観る者が体感できるかたちで提示するというビジョンを共有している。年間およそ150におよぶ写真展を通じて現代の写真と歴史に名を刻む傑作を巧みに織り交ぜ紹介するライカギャラリーは、開設以来半世紀にわたって、写真表現の卓越性と写真が持つ多様性を象徴する存在となっている。
50周年記念「My Leica Moment」の開催
50周年という節目を記念するイベントの一環として、2026年6月にライカギャラリーウェッツラーを会場とする大規模な写真展が開催される。「My Leica Moment」と題する写真展は、ライカギャラリー50周年記念のために選ばれたアーティストによる50の作品で構成される。親密さ溢れる瞬間、魅力的なストーリー、一流の写真家が持つ芸術的視点など、ライカフォトグラフィーの多様性を一望させる作品群となっている。
世界26都市に広がるギャラリーネットワーク
1976年のウェッツラーでのオープンに際し、ライカギャラリーは記録写真や芸術写真を含む一流の作品をライカの伝統との密接なつながりの中で紹介するというコンセプトを表明した。ドイツ人写真家パウル・グルスケによる旅行撮影をテーマとした展示から始まったギャラリーは、1988年にライカ社の移転とともにライカギャラリーゾルムスへと引き継がれる。
その後、ニューヨーク(1994)、プラハ(2002)、フランクフルト(2004)、サンパウロ(2005)、メルボルン(2005)にギャラリーが開設された。2006年には、世界で2番目のライカ直営ギャラリーとなるライカギャラリー東京がライカ銀座店にオープンしたことで、ネットワークはさらに拡大した。
今日では、ドイツ国内の7都市(ウェッツラー、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ハイデルベルク、コンスタンツ、シュトゥットガルト)を含め、アムステルダム、ボストン、京都、ロンドン、ロサンゼルス、マドリード、ミラノ、メルボルン、メキシコシティ、ニューヨーク、表参道、パリ、ポルト、プラハ、ザルツブルク、シドニー、東京、ウィーンなど文化都市として国際的に知られる26の都市にライカギャラリーが置かれている。さらに、今年はシカゴと上海に新たなライカギャラリーの開設を予定しており、ネットワークは一層強化される。
変化とインスピレーションの場としての役割
ライカギャラリーは100年以上にわたるライカの写真文化の企業哲学を継承し、今後も変わらず変化とインスピレーションの場であり続ける。既存の展示様式や写真をテーマとする講演に加えて、新たなアプローチでの展示企画や写真におけるAIについての対話もますます重要性を増している。
デジタル変革の流れのなかにあってもライカギャラリーの姿勢は変わらない。本物の写真を重要な媒体として社会的な議論のなかに位置づけることを目指し、オープンで批評的、グローバルに結びついたアプローチを貫き、写真の真正性を中核に据えていく。ライカギャラリーでは、写真を愛する人々が偉大なライカ写真家による唯一無二の作品をコレクションできるよう、作品を購入する機会を設けている。例えば、「ライカ・ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」の1枚は、限定プリントとしてライカギャラリーにて販売されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000011879.html