眠っていた着物が芸術に!「ikasu」が提供する革新的なアップサイクルサービスとは
日本の伝統衣装である着物。しかし、着る機会が減り、多くの家庭で眠ったままになっているのが現状だ。そんな中、bonobo LLCが展開する「ikasu」が、大切な思い出の詰まった着物に新たな命を吹き込むサービスを提供している。
ikasuは、役目を終えたアンティーク着物をアップサイクルし、現代のインテリアに調和するアート作品として蘇らせる。このたび、額縁に桐を用いたアップサイクルサービスも開始。既存の額縁の形だけでなく、オーダーメイドにも対応する。
着物マイスターの資格を持ち、クリエイティブディレクターとしても活躍する岡本レーナ氏が、一点一点丁寧に作品を制作。家族の絆を形にしたい、親孝行の気持ちを表したい、故人を偲びたいなど、さまざまな「想い」に応えている。
価格は、ikasuの既製品を参考に、目安として掲載価格の7〜8割程度。個々の要望に応じて決定される。
ikasuの取り組みは、衣服の廃棄問題の解決にも寄与。SDGsの「12 つくる責任 つかう責任」を支援する役割も果たしている。着物や帯は裏地まで丁寧に加工し、「ゴミゼロ」「廃棄着物ゼロ」を目指す。
これまでの実績も豊富で、国際アートギャラリーでの展示会や、髙島屋各店での販売イベント、さらには中東最大規模のアートフェア「World Art Dubai」への出展など、国内外で高い評価を得ている。
日本の誇る伝統文化である着物。その一点一点が持つ歴史、技術、文様、物語を受け継ぎ、現代に蘇らせるikasuの取り組みは、まさに日本文化の新たな発信方法と言えるだろう。眠っていた着物に新たな価値を見出す、このユニークなサービスに注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000113161.html