メガハウスとUPBONDが共同展開するWEB3.0を活用したIPのUGC支援サービス「デスクトップアーミーNFT」が、サービス名称を「デスクトップアーミー3.D」に変更することを発表した。この変更は、サービスローンチ1周年を迎える2024年12月26日を機に行われ、NFTという用語を排し、3Dデータの提供をサービスの主軸とする新たな方針を示している。

新サービス名の「3.D」には、WEB3.0技術を利用した3Dデータ（3D Data）の提供を中心としたサービスであることを明確に表す意味が込められている。この変更により、NFT販売中心のサービスから、NFT技術を活用した3Dデータ提供プラットフォームへと事業の軸を移行する。

注目すべき点は、クリエイター向けガイドラインの改定だ。これにより、クリエイターが制作した出力品（フィギュアやオブジェクトなどの二次創作物）を、オンラインマーケットを通じて個人間取引できるようになる。この改定は、クリエイターの収益化機会を広げ、UGC（User Generated Content）のさらなる活性化を促進すると期待されている。

「デスクトップアーミー3.D」の新たな魅力として、以下の3点が挙げられる。まず、クリエイターの活動を多角的に支援する点だ。高品質な3Dデータを自由に活用でき、オリジナル創作物の制作と収益化が可能となる。次に、「NFT」という技術的な言葉を排し、わかりやすい体験設計を行うことで、より幅広いユーザーの参入障壁を低減している。最後に、従来のNFT技術の利便性を活かしつつ、より実用性の高い3Dデータの提供プラットフォームへと進化させている点だ。

今後の展開としては、クリエイターやユーザーの声を反映したガイドラインのさらなる最適化や新機能の追加が予定されている。また、ユーザーが体験しやすいインターフェースやサポート体制の充実も図り、初心者からプロのクリエイターまで、すべての人が安心して参加できるサービスを提供するとしている。

「デスクトップアーミー3.D」の公式サイトでは、サービスの詳細情報が公開されている。また、FAQページも用意されており、サービスに関する疑問点を解消することができる。二次創作の新たな可能性を切り開く「デスクトップアーミー3.D」の今後の展開に、クリエイターやファンの期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000832.000005808.html