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【衝撃】陶芸の常識を覆す450点の作品が集結!小野象平の個展で見る「土味」の新境地

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報道発表
Photo:Akihide MISHIMA(プレスリリースより)

陶芸界に新たな風を吹き込む小野象平の個展「Kaiki - Borderless 2025 - SHOHEI ONO」が、2025年1月17日から2月2日まで東京・表参道のCIBONEで開催される。本展では、小野の「原点回帰」をテーマに、土本来の特性「土味(つちあじ)」を追求した450点もの作品が一堂に会する。

小野象平は、伝統技術やセオリーに縛られず、大衆の求める受動的な器作りに満足することなく、自身の身体が欲する表現を追求し続ける陶芸家だ。彼の作品は、土の本質を見抜き、極限まで対峙することで生まれる「土味」が特徴的だ。

今回の展示では、青灰釉や黒化粧など、小野の代表的な作品に加え、新たな表情を見せる白化粧鬼板壷や黒志野のリム皿も披露される。白化粧鬼板壷は、焼成回数を増やすことで鉄点をより激しく噴出させ、土味溢れる表情と白化粧のコントラストが美しい逸品だ。また、黒志野のリム皿は、日本の伝統的な志野釉に鉄分を加え、長時間の焼成を5回も繰り返すことで生まれた、深みのある黒と青、金色のメタリックな結晶が織りなす独特の質感が魅力的だ。

小野は、「うつわというカテゴライズを超越した何か」を目指し、常に自身の限界を超えようとしている。彼の言う「原点」とは、単に過去に戻ることではなく、常に新たな境地を目指して挑戦し続けることなのだ。

本展は、陶芸ファンはもちろん、アート愛好家や日本の伝統工芸に興味がある人にとっても見逃せない機会となるだろう。小野象平の作品を通じて、土が持つ本来の魅力と、それを引き出す作家の情熱を肌で感じることができる。

なお、オープニングレセプションは1月17日18時から20時まで開催され、小野象平本人も在廊予定だ。ドリンクを片手に作品を鑑賞できる特別な夜を楽しめるこの機会を、ぜひ逃さないでほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000604.000036230.html