東京都写真美術館で「恵比寿映像祭2025」開催!ドキュメンタリーの新たな可能性を探る15日間
東京都写真美術館は、2025年1月31日から2月16日までの15日間、「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです―」を開催する。今回のテーマは「ドキュメント/ドキュメンタリー」。写真や映像を通じて、事実と表現の関係性を再考する。
本映像祭では、東京都写真美術館の全フロアを使用し、国内外で活躍するアーティストによる展示や上映、パフォーマンス、トーク、ワークショップなど多彩なプログラムを展開。19世紀から現代に至るさまざまな表現を紹介しながら、時間を記録することに焦点を当て、言葉とイメージの問題を掘り下げる。
注目すべきは、第2回目となる「コミッション・プロジェクト」。小田香、小森はるか、永田康祐、牧原依里の4名のファイナリストによる新作を発表する。また、マッカーサー財団「天才賞」を受賞したトニー・コークスの日本初となる大規模展示も見逃せない。
上映プログラムでは、日本のポスト・ドキュメンタリーや国際的な作品を通じて、ドキュメンタリーの新たな可能性を探る。さらに、ライブイベントやシンポジウムも開催され、多角的にテーマに迫る。
本映像祭の特徴は、アクセシビリティにも力を入れている点だ。手話通訳付きのインクルーシブワークショップや、視覚・聴覚支援ツールの貸出など、誰もが楽しめる工夫が施されている。
また、恵比寿近隣の文化施設と連携した地域連携プログラムも実施。恵比寿の街全体がアートに包まれる15日間となりそうだ。
写真と映像の可能性を探る「恵比寿映像祭2025」。ドキュメンタリーの新たな形を体験できる貴重な機会となるだろう。入場は無料(一部プログラムを除く)。詳細は公式サイト(https://www.yebizo.com/jp/)で確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000763.000038211.html