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小学生がアーティストと創る!和紙の灯りで伝統と創造性が輝く特別授業

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報道発表
見本作品1(プレスリリースより)

藤枝市立朝比奈第一小学校で、地域おこし協力隊とアーティストによる特別な図工の授業が行われる。この授業では、和紙の魅力を活かした灯りづくりを通じて、子どもたちの創造性と感性を育むことを目指している。

国内外で活躍するアーティスト、楡木令子さんと横溝恵さんが講師を務めるこのワークショップは、3年生と4年生の計24名を対象に開催される。1月15日と22日の2回にわたって行われ、和紙に絵の具で絵や模様を描き、それを使って灯りとりを制作するという内容だ。

このワークショップの特徴は、単なる工作にとどまらない点にある。児童たちは、プロのアーティストから直接指導を受けることで、アート作品を制作するプロセスや楽しさを学ぶことができる。さらに、和紙の製作過程や特性を知ることで、日本の伝統技術の大切さも実感できるだろう。

和紙に自由に絵や模様を描き、にじみやぼかしの技法を使うことで、子どもたちの豊かな創造性が引き出される。また、インスタレーション(空間を作り見せる)の概念も取り入れ、アーティストと共に作品を制作することで、より深い芸術体験が可能となる。

完成した作品は、クラスメイトと共に鑑賞し合うことで、互いを認め合う寛容な心や自己肯定感を高める機会にもなる。さらに、令和7年11月に予定されている岡部宿大旅籠柏屋の灯り展でも展示される予定だ。地域の伝統と子どもたちの創造性が融合した作品が、多くの人々の目に触れることになるだろう。

この取り組みは、地域の文化振興と教育の融合という点でも注目に値する。中山間地域で活躍する地域おこし協力隊とアーティストが学校教育に関わることで、地域と学校の連携が深まり、子どもたちに多様な学びの機会を提供している。

和紙の灯りワークショップは、伝統と創造性、地域と教育を結ぶ架け橋となりそうだ。子どもたちの感性が光り輝く作品の完成が今から楽しみである。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000109487.html