世界の少数民族を魅せる!ヨシダナギの新作写真集「HEROES -RELOADED-」が登場、全国写真展も開催
世界的に注目を集めるフォトグラファー、ヨシダナギの新たな挑戦が始まる。2025年1月17日、ライツ社より第2弾ベスト作品集「HEROES -RELOADED-」が発売される。本作は、2017年に出版され完売した「HEROES」から8年の歳月を経て、世界各地で新たに撮影された14の少数民族の姿を収めた渾身の一冊だ。
「HEROES -RELOADED-」は、アフリカからアマゾン、そしてアジアまで、ヨシダナギが世界を旅して撮影した少数民族や先住民族の姿を収録している。チチメカ(メキシコ)、ムイラ(アンゴラ)、アイヌ(日本)など、多様な文化と伝統を持つ民族たちの誇り高く美しい姿が、ページいっぱいに広がる。
本作品集の特徴は、その圧倒的な品質にある。表紙には最上級紙「エアラス」を使用し、まるで人肌のような触感を実現する「ベルベット加工」を施している。さらに、本文には京都の老舗美術印刷会社「サンエムカラー」の特殊技術「8K」による超高精細印刷を採用。製本には180度開く糸かがり綴じと「キャラコ巻き製本」を用いるなど、細部にまでこだわり抜いた逸品となっている。
また、本作品集の発売を記念して、2025年3月より全国で写真展が開催される。約3年ぶりとなる今回の展示会では、「HEROES -RELOADED-」に掲載された最新作品を中心に、ヨシダナギが捉えた極彩色の世界が広がる。徳島アミコを皮切りに、京成百貨店、浦添市美術館など、日本全国を巡回する予定だ。
ヨシダナギは本人コメントで、「5歳の頃から32年間、少数民族に恋焦がれてきました」と語り、コロナ禍を経て改めて感じた撮影への思いを吐露している。「私の作品はある意味、かれら民族(とその肖像)の消費なのかもしれません。しかし今の彼らの文化とその姿を写真というカタチで残すことで、手にとっていただいた方の記憶に残り、そのポジティブな想いを友人や家族、子どもや孫たちに伝え続けてくれる」と、自身の作品に込めた想いを語っている。
「HEROES -RELOADED-」は、B4サイズ(横257×縦364mm)の超大型版で、152ページにわたって世界の少数民族の姿を収録。価格は20,000円(税別)で、全国の書店およびネットショップで販売される。また、オフィシャルストアでは限定版のサイン入り写真集とポストカードセットも販売予定だ。
世界の多様な文化と人々の美しさを捉えたヨシダナギの新作。その圧倒的な映像美と、少数民族への深い愛情が詰まった一冊が、私たちの価値観を揺さぶり、新たな世界の見方を提示してくれるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154507.html