若手アーティスト必見!東京都が空き店舗を創作スペースに!「START Box」で夢の実現をサポート
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が、若手アーティストの創作活動を支援する新たな取り組みを開始した。都営住宅や公社住宅の空き店舗を活用した創作スペース「START Box」の利用者を募集している。このプロジェクトは、美術、写真、メディア芸術などのビジュアルアーツ分野で活動する18歳から40歳程度までのアーティストを対象としている。
「START Box」は、笹塚と幡ヶ谷にある「ササハタハツ」と、お台場にある「お台場」の2箇所に設置される。いずれも駅から徒歩圏内にあり、アクセスの良さが特徴だ。「ササハタハツ」では、約15〜17㎡の個人向けスペースが用意され、短期80日間または長期169日間の利用が可能。一方、「お台場」では約57㎡の広々としたスペースが提供され、最大6名までのグループ利用も可能となっている。
利用料金は、場所や期間によって異なるが、「ササハタハツ」の短期利用で月額15,000円から、「お台場」の長期利用で月額50,000円となっており、水道・電気料金込みの価格設定となっている。これは、若手アーティストの経済的負担を軽減し、創作活動に専念できる環境を整えるための配慮だ。
本プロジェクトの特筆すべき点は、単なる創作スペースの提供にとどまらない点にある。利用者には作品発表の機会が与えられ、地域交流イベントへの参加も促される。これにより、アーティストたちは自身の作品を広く世に発信する機会を得るとともに、地域社会との繋がりを深めることができる。
応募期間は2025年1月16日から2月17日までとなっており、オンラインでの応募が可能だ。選考は提出書類によって行われ、2月末頃に結果が通知される予定。詳細はSTART Box公式ウェブサイト(https://startbox.jp/)で確認できる。
この「START Box」プロジェクトは、東京都が推進するアートとコミュニティの融合を目指す取り組みの一環であり、若手アーティストの育成と都市の文化的発展を同時に実現しようとする試みだ。創作の場を求める若手アーティストにとって、この機会は見逃せないものとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005598.000052467.html