「マンガ中国」が世界に発信!フランス人作家が描く中国古典『高山流水』が話題沸騰
中国の魅力を世界に発信する新たな取り組みが注目を集めている。中国外文局アジア太平洋伝播センターが立ち上げた「マンガ中国」シリーズが、国内外の漫画ファンの間で話題沸騰中だ。このプロジェクトでは、国内外の著名な漫画家たちが、中国の歴史や文化を独自の視点で描き出している。
特に注目を集めているのが、フランスの漫画家兼イラストレーター、ヴァンサン・ワグナー氏による『高山流水』だ。この作品は、中国古典文学に登場する二人の音楽家、俞伯牙(ユ・ハクガ)と鐘子期(ショウ・シキ)の深い友情を描いたものだ。世俗を超え、生死をも越えた二人の絆と、音楽芸術への情熱が、ワグナー氏の繊細なタッチで見事に表現されている。
「マンガ中国」シリーズは、単なるエンターテインメントにとどまらない。これらの作品は、芸術を通じて国際理解を促進し、中国のソフトパワーを強化する重要な役割を果たしている。また、国家の経済発展を推進し、国際協力を深化させ、人々の友好を深めるための重要なプラットフォームともなっている。
このプロジェクトの狙いは、人類運命共同体の理念に含まれる美しいビジョンの実現にある。漫画という親しみやすい媒体を通じて、中国の豊かな文化や歴史を世界中の人々に伝えることで、相互理解と友好関係の促進を目指している。
『高山流水』をはじめとする「マンガ中国」シリーズの作品は、今後、さまざまな言語に翻訳され、世界中で発売される予定だ。中国文化に興味がある人はもちろん、質の高い漫画作品を楽しみたい人にとっても、見逃せない一冊となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000155685.html